日本一美味しいを掲げる小学校給食フェア。
給食というと、さまざまな思い出があるかもしれない。
休んだ子の余った冷凍みかんを巡ってジャンケン大会とか、
三角形の紙パックの牛乳飲むのが嫌だったとか、
カレーやソフトめんが家で食べるより美味しかったとか、
もっと上の世代だと、脱脂粉乳の味を思い出すかもしれない。
さて、我が街、足立区では今区制90周年特別企画で
「野菜たっぷり美味しい給食」フェアをやっている。
実は、娘が通う小学校は日本一給食が美味しい学校と
ニュースでも報道されたところである。
「本当に美味しい。どれも美味しい」
と、娘も絶賛しており、
まさか給食が目当てで学校に行ってるんじゃあ。。。
と時々思うくらいである。。。
娘だけでなく先生、児童から、美味しいおいしいと言われるたびに、
食べれるところないかなあ。。。
と毎月貰う給食メニューのプリントを垂涎しつつぼやいていたのだけど、
今月、区内の7店舗でそれぞれ別メニューの
給食メニューが出されるフェアが始まった。
178店舗のセブンイレブンでも
給食の人気メニュー「えびクリームライス」(464円)と
野菜ちょい足しの「ごまツナサラダ」(259円)
が発売中。
今日は、足立区中央図書館で本を返却するついでに、
その7階にあるレストラン「さくら」で
給食メニューを扱っているので、食べに行ってきた。
11時〜開店。
お店に入ると優しい従業員さんが応対してくれる。
食堂風だけど、店内は落ち着いていて席と席の間も広いので、
HSP気質の私も安心して入れた。
窓際のテーブル席につくと、一面に荒川がみえる。
空は夏の色だ。
食事が運ばれるまで、待ち時間は長いので、ゆったりメモしつつ
待っていると。。。
きた‼︎
きた‼︎
来ました‼︎
うふふ、にんまり。
美味しそう。
これで800円。
メニューは
☆きなこ揚げパン
☆にんじんドレッシングサラダ
☆鶏団子と野菜のスープ
野菜をいつもより多く食べよう、という
「ちょいまし習慣」だそうで、とっても野菜がボリューミー。
私は外食の時は少食の方なので、
運ばれて来た時その多さに一瞬怯んだが、
いざ口に運ぶとその心配は杞憂だった。
手作りのにんじんドレッシングがにんじんの甘さと旨味で
茹でた野菜がいっそう美味しく感じられる。
あたたかく丁寧に作られたであろう鶏肉団子と、
限りなく優しい味付けのスープが、胃にするすると入る。
え。。。美味しい。。。
めちゃ美味しいやん。。。。
娘、こんな美味しいもん、毎日食べとるん。。。❓
久しぶりにきなこをボロボロ落としつつきなこパンを
かぶりつく。
私が子供の時に食べた給食のきなこパンより、
段違いに美味しい。。。
なんだ、このパン屋で売ってるような食感は。。。
きなこパン、苦手だったのに、今食べるとすごい美味しい。。。
あたたかいホクホクの状態で出してくれたのが、
よけいに嬉しい。
どのメニューも塩分控えめで、素材自体の美味しさで
胃も心もほっこり満たされる。
夏の予感が漂う荒川の空を眺めながらの
学校給食、最高じゃないの。
満足して店を後にする。
店前は長蛇の列になっていた。
店員さんがいなかったので「ごちそうさま」を言えずに
出たのが残念。
いつも資料読みに寄っている
千住駅前のイタリアントマトでも
給食のナポリタンメニューを出しているそうなので
空いている時を見計らって試してみようと思う。
今日は午前中、娘の小学校の運動会であった。
時世なためか、学年ごとに競技時間が区切られており、
一学年、40分ほどで交代してゆく静かな運動会だった。
父兄は見学してそのまま退出し、子供達はお弁当を食べて
普通に授業をする。
従来の「運動会」という賑やかなイメージから
ここ3年は程遠くなっている。
料理が苦手なので、
給食のような優しく美味しいものではなく、
冷凍食品かよ、と突っ込み満載のお弁当を用意した。
それでも、お弁当を喜ぶ子供の顔を見て救われた。
もりもり食べてるって思われたくないから
少ない量でいいからね、と
いわれたけれど、もりもり食べてほしいのが親の欲。
お友達と楽しく食べてくれるといいな。