春はカラダから打撲を剥がすのに最適な季節なり。
推定コロナが経過できた後に右の上顎洞が副鼻腔炎になって
痛みを感じる右頬骨に愉気をしていたら
顔の右半分の気が通るようになって
顔面右半分ばっかりが感じられる様になってしまった。
もともと左の頬骨はヤクザとの乱闘で殴られた部位。
組長のじじいが「若い衆~!!」と大声で叫んで
召喚された手下どもが走ってきて、そのまま顔面に拳を叩きこまれたのが左頬だった。
殴られて気の通りが悪くなって
頬骨の表面に脂がこびりついて感じくくなっていた。
右頬に愉気をして感度が上がったせいで
感度が鈍っていた左頬との差が助長された。
歪なくらい顔の左右の感じ方の差が大きくなって
ちょっと見過ごせないほどの違和感に成長してしまった。
季節がちょうど打撲の呼び起こしに最適な春だったので
今まで放置していた左の頬骨にも愉気をしてみることにした。
最初、左頬骨は脂に覆われていて鈍~い感覚だった。
せっせと愉気をしていくと鈍痛が感じられる様になってきた。
そのまま愉気を続けていくと1カ所、ヌメリ状のすごく痛い硬結が現れてきた。
頭蓋骨全体に響くほどの痛み。
そのヌメリ状の硬結が一番痛く感じられる角度をとって愉気をしていく。
焦らずに
寝る前に少しずつ硬結に愉気してみた。
数日経つと、じょじょに押さえたときの圧痛が和らいできた。
頬骨の表面をコーティングしていた脂の層が薄くなっていた。
そして最初に感じていた気持ち悪いほどの顔面の感度の左右差が薄まってきた。
冬から春への移行とともにカラダも開いてくる。
季節に則った打撲箇所への愉気の効果はやはり大きかった。
ちょうど普段から整体指導を受けていただいている方や
頭の穴追いの愉気を受けていただいた方の中にも
お彼岸前後に打撲の痕跡が浮き上がってきた方々がいた。
カラダが動きやすくなる春は
カラダにとって異常感を表現しやすい季節。
副鼻腔炎になったお蔭で打撲の呼び起こしをする気が起きて
打撲の影響をカラダから剝ぎ取ることができました。
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