manabito

本、映画、仕事、日々の生活から得た小さな学び、気づきを記録。肩肘張らずに、間違いを気にせず、継続を第一目標として細く長く続ける。

manabito

本、映画、仕事、日々の生活から得た小さな学び、気づきを記録。肩肘張らずに、間違いを気にせず、継続を第一目標として細く長く続ける。

最近の記事

英語力0、会話力100

世の中にはコミュニケーションお化けがいる。 私の知人は外資金融の部門長をやっている。上司はシンガポールで、レポートは英語である。それにも関わらず、彼女は英語ができないのだ。 どれくらいできないのかというと、中学の英語テストで赤点はなんとか免れるかもしれない、というくらいだろうか。TOIECはおそらく400点にもいかない。 私とはもちろん日本語で話すが、たまたま日本語ができない共通の知り合いと席を共にした時にそのレベルに愕然とした。 終始、 「This I want ju

    • 昼酒を止めるには...

      昼に酒を飲むこと。それは多くの勤め人にとっての夢ではないだろうか?私にとっては日常である。 自慢ではない。止められないのだ。 思えば最初に酒を飲み始めたのは中学生のとき。当時19世紀のフランスの詩人アルチュール・ランボーに傾倒していて、フランスに関するものにはなんにでも興味を持っていた。酒(ワイン)も含めてだ。 中学生にして、ワインやブランデーを常飲しながらフランス語を勉強し、ランボーを日本語とフランス語で読む。ランボーは破滅的な生活をしていたので、そこに呼応していたの

      • ビジネス本を真に受けていたら時間がなくなった話

        成功したい。成功したい。成功したい。 日の当たらない人生を歩んできた私は、アラフォーにしてスポットライトを求め始めた。 四十にして惑わず。私に迷いはなく、もはや浅薄な成功以外はアウトオブ眼中。目標に向けて一直線!である。 成功者のサラダボウル 手始めに最短ルートでの目標到達へ向け、成功者のやり方を書物から学ぶことにした。ググったら、あるわあるわ、数え切れないくらいの「成功本」がヒットした。私でも名前を知ってるような著者から、全く聞いたことがないが成功しているらしい人たち

        • 【受験生必見!】東大式昼寝勉強法

          果報は寝て待て 「田舎の学問より京の昼寝」という言葉がある。田舎でガリ勉するよりも都会で昼寝でもしていた方が学びが多いという意味である。 私のような怠け者が大いに励まされる言葉だ。 私は酒を飲んでは寝転がってばかりだが、少なくとも都心には住んでいる。つまり、労せずして賢くなっていっているわけだ。 都会は情報の雨が降る 京都が都の頃は、都会と田舎で得られる情報量の差はすさまじいものがあっただろう。しかし、ネットが発達し、海外からリモート勤務をする人まで現れた現代でも通用

          タバコの止め方

          機関車トーマス、電車になる 知人「manabitoさん、すみません。タバコ吸っていっていいですか?」 私「どうぞ。私も元愛煙家ですから気持ちわかります」 知人「え、マジですか?」 先日の飲み会帰りのやりとりである。 私とタバコのイメージが結び付かなく、大層驚かれていたが、実際に私は元愛煙家だ。チェーンスモーカーと言ってもよい。1番酷い時で、1日3箱。機関車トーマスもますます青くなるほど、1日中煙を吐いていた。 そんな私が、タバコとは無縁の生活を10年近く送っている。どう

          タバコの止め方

          私は鰈だ。泥にまみれたい。

          ヨゴレになりたい 不潔になる。2020年の私の新年の抱負だ。 この時は、ちょうどコロナが流行り始めた時で実行できなかったが、最近になって少しずつ行動に移してきた。 私は軽度の潔癖症だ、他人にはベッドに座ってほしくないし、吊り革を触った後は手を洗いたい、家に帰ったら、家用の服に着替え、寝る時はまた着替える。 面倒くさいし、手を洗う回数が多いせいで、肌が乾燥している。なにより、常に細かいことに気を使っているのは精神衛生上よくない。 そこで不潔になろうと思い至ったのだ。 最

          私は鰈だ。泥にまみれたい。

          エンタメガマン大会

          ガマンできない現代人 先日、バーディーとロストボーイという二つの映画の連続鑑賞に成功した。 内容については触れない。内容はどうでもよい。映画を二つ連続で観ることができたことに感動したのだ。 バーディー ロストボーイ 映画なんてエンタメなのだから本来三つでも四つでも連続で観れて当然なはずだが、これが難しいのだ。 最近集中力が続かなくなってきた、と思うことはないだろうか?それはおそらく歳のせいではない。我々を楽しませるコンテンツは日々短くなってきていて、一つのことに長く

          エンタメガマン大会

          どっちが得? - 押しが強い or 弱い

          私は広義の意味での営業だ。ざっくり言うと、クライアント企業の抱える問題を解決することでお金をいただいている。 自慢だが、これでも成績は良い。 私が営業職に入ったのはアラサーの時。未経験職のスタートとしては、かなり遅めだろう。しかも、営業を始める前はバックオフィスだった。営業の真逆である。 正直なところ、当時の営業へのイメージは「押せ押せの話好き、いつも偽りの笑顔で相手のいらないものでも売りつけることのできるような人たち」だった。「押さない押せない、イラついたら感情を表に出

          どっちが得? - 押しが強い or 弱い

          フィンランドシンドローム

          フィンランド症候群という言葉をご存知だろうか? フィンランド保健局が1970 - 80年代に行ったとされる実験で、数百人の被験者を二つのグループに分け、一方には定期的な健康診断と、タバコや飲酒を控えよう指導し、もう一方のグループは野放しにして、15年後に結果を見たところ、健康を維持するための介入を受けたグループの方が死亡率、心疾患死亡率共に高かった。これをフィンランド症候群と呼び、「健康的な生活を維持するために掛かるストレスは、やりたい放題の生活よりも健康を害する。だから好

          フィンランドシンドローム

          バイバイロレックス

          (意図してない)腕時計投資成功 昨日ロレックスを売却した。八年前に赤坂見附のビックカメラで購入したエクスプローラー1だ。文字盤の数字に白い着色のない、少々レアな、通称「ブラックアウトモデル」である。 エクスプローラー1 ブラックアウト 8年前、赤坂見附のビックカメラで定価購入(エクスプローラー含む、ロレックスの一部モデルは定価購入が難しい。当時は知らなかった)したため、散々使ってメンテナンスもしてないにも関わらず、数十万の利益が出た。 と、ここまではどうでもよいのであ

          バイバイロレックス

          吾輩は負け犬である

          吾輩は負け犬である。名前はまだない。 負け犬になるという決意 私は負け犬だ。昨日から負け犬マインドを持つことに決めたのだ。 きっかけは、昨晩観た映画「ビッグ・リボウスキ」だ。 風変わりな映画を撮る監督コーエン兄弟の作品で、かいつまんで言うと、ダメ人間がたくさん出てきてドタバタやる映画である。 ビッグ・リボウスキ Filmarks この作品に出てくる男はみんな負け犬だ。準主役のデブなんて、誘拐の身代金引渡しで現金の代わりに汚れたパンツの詰まったカバンを渡し、それにより

          吾輩は負け犬である

          腰痛を通した世界

          腰痛からの学び 腰痛からも学ぶことはある。 それは健康のありがたみである。終了。とはならない。健康のありがたみはかけがえがない。しかし、それは健康を取り戻した瞬間に当たり前のものになるだろう。 慣れとは怖いものだ。 では、腰痛を通して、私はどのような世界を見て、学びを得ているのだろうか。 民間療法への傾倒 要点に映る前にバックグラウンドを説明したい。 私は二十年以上前から腰痛に悩まされている。とは言え、年がら年中痛いのではなく、数年に一度痛みがぶり返す程度だ。しかし

          腰痛を通した世界

          辛いできごとは自己成長のための好機

          プラス思考が身に付く ここ一年くらい、私はいくつもの問題を同時に抱えている。人間関係、会社でのゴタゴタ、健康上の問題。自分的には結構深刻なものばかりだ。ともすれば心が沈みがちになる。 しかし、「辛いできごとは自己成長のための好機」と思うようにしてきた。よくあるスピリチュアル(?)や自己啓発本に謳われているように。だってそうでないとやってられないでしょう。人間、信じたいものを信じるのだ。 でも最近は、「辛いできごとは自己成長のための好機」と信じるようになってきた。「思うよう

          辛いできごとは自己成長のための好機