腰痛を通した世界
腰痛からの学び
腰痛からも学ぶことはある。
それは健康のありがたみである。終了。とはならない。健康のありがたみはかけがえがない。しかし、それは健康を取り戻した瞬間に当たり前のものになるだろう。
慣れとは怖いものだ。
では、腰痛を通して、私はどのような世界を見て、学びを得ているのだろうか。
民間療法への傾倒
要点に映る前にバックグラウンドを説明したい。
私は二十年以上前から腰痛に悩まされている。とは言え、年がら年中痛いのではなく、数年に一度痛みがぶり返す程度だ。しかし、その数年分を取り返すかのように痛むときはすこぶる痛い。
こんな私だから腰痛への対処方法は心得たものである。
結論から言うと、腰痛への対処は、医者より民間療法に限るというとこだ。
※個人差があります。
腰痛が出たら、
1. 医療機関にて診断
2. その診断結果を持って民間療法へ
というのが直近十年間のお決まりコースとなっている。
民間療法は症状軽減は得意だが、ほぼ必ず医師の診断結果について説明を求められるので、いくら民間療法に傾倒していても病院の診察は必須だ。
民間療法は効果がある。しかし、玉石混淆であり、石の数は決して少なくない。
腰痛Diversity
椎名林檎の新曲ではない。腰痛の世界は広大なのだ。推進の必要がないくらい、既にdiversityがある、ありすぎる。
整体、鍼灸といった個々のジャンルの中にも無数に枝葉が分かれていて、正統派っぽいものから怪しいものまで無数にあることは深刻な腰痛持ちの間では常識だ。
その無限の選択の中からどうやってベストな選択肢を選べばいいのだろうか?Google口コミ? No! ホットペッパービューティー ? No! 友人からの紹介? No! 結論は、自分で探すことだ。たくさん当たって、失敗して、泥臭く、自分にとっての「ベスト」を探すのだ。
腰痛民間療法に万人に効く回答はない。個々人でベストな選択は異なる。だから、自分の足を使って、時間と金も使って、最適解を見つけ出すんだ。
これは腰痛に限らない。自己啓発本に書いている通りにやっているのにまったく結果が出ないあなた、レビュー評価の高い映画を嫌いなのに我慢して観ているあなた、人気のYoutuberを観て、何がおもしろいのかわからないと思っているあなた。あなたは間違っていない。何事にも合う合わないがあるのだ。あなたの正解はよそにあるのだろう。
さあ、それを探しに出ようではないか。
行動こそ成功へのただ一つの解である。
試行こそあなたの道標である。
ちょっと違うか。。。
ちなみに今回の私の腰痛への最適解は、かなり怪しい。接客(?)は雑だし、よそでは見ない妙な器具を使う。治療は痛い。でも効く。
食わず嫌いは良くない、というのも腰痛からの学びだ。