『第3の教育(仮)』ができる3つのこと
今回は『第3の教育(仮)』のメリットについてお話しします!
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メリット① 子どもの「やりたい!」が最優先
第3の教育(仮)では、子どもたちの内発的動機付けを重視し、子どもたちの興味・関心を最優先に学びを展開するため、学びの効果が最大限発揮されます。
子どもたちは自らの学びをコントロールできる自律的な学習者となり、将来にわたって学び続けるための素地を育成することができます。
また学校や塾でコントロールされた学習内容・学習方法だけでは身につかない本物の主体性を身に付けることができます。
ここで注意しておきたいのが、学ぶ内容が子どもの好きなこととは限らないこと。
学びというのは最終的に社会に還元されるべきであって、ただただ好きを極めるのはただの趣味でありオタ活です。
第3の教育は『社会をより良くすること』を最終目標としており、子どもたちが取り組むのはリアルな社会課題。
社会に役立つことを通して、子どもたちの学びを深めたいと考えています。
メリット② 『答えのない問い』に最適解・納得解を出す力が身につく
今日の服はどうしよう、、、?
晩ごはんはどうしようか、、、?
今あの人に連絡すべき、、、?
この人と結婚/離婚すべき、、、?
今の仕事はいつまで続けるべき、、、?
街の緑を増やすためには、、、?
戦争をなくすためには、、、?
、、、人生は答えのない問いの連続です。
学校教育では公平な評価を大人数に与える必要があるため、明確な答えのある問いに挑むことが大半です。
もちろん学校教育を批判しているわけではなく、先人の知恵を教え込む従来の型も子どもたちの成長には大切で、必要不可欠なものです。
しかしこればかりだと、答えのない問いに挑むチャンスが不足し、どんな問いにも答えを求めてしまう。授業での学びが受け身のため、自分の人生を自分で決めることが苦手になってしまう。誰かを推すことでしか自分の存在価値を認められなくなってしまう。『最適解』『納得解』という考え方が理解できず、結論を人任せにしてしまう。
第3の教育(仮)では、答えのない問いに挑み続けます。
世の中には絶対の正解がないことを認めることで、肩の力が抜けます。自信のない子は自己肯定感が適度に満たされ、頑張りすぎてしまう子は適度に手を抜く練習をすることもできます。
その中で、最適解や納得解を無理やりにでも決める経験を通して、人生を豊かに生き抜く力を身につけることができます。
メリット③ 学びの本質を伝えることができる
今までの教育は、親や先生の理想を満たす生徒こそが優秀でした。
それは、学校教育が国や企業が欲しい人材を効率よく育成するために構築された教育システムだからです。
しかし、日本が栄華を極めた時代は終わり、有名企業に就職すれば安泰・幸せだという価値観も崩壊しました。
これからは、一人ひとりが国や企業に依存せず、自分の力で力強く歩みを進めていかなければなりません。
そのために、第3の教育(仮)で探究する力を身に付けるべきなのです。
まとめ
言われたことを早く正確にできる大人を育てる時代は終わりました。
これからは、様々なことに(大人の言うことにも)疑問をもち、自分の手で未来を切り開いていく時代です。
そのために、やっぱり第3の教育が必要だと思うのです。