ちょっと意識してみよう 「女性の健康週間」
3/1〜8は、女性の健康週間
毎年、3/1〜8は、
"女性の健康づくりを国民運動" として取り組む 週間。
〜 女性が生涯を通じて健康で明るく
充実した日々を自立して過ごすためには、
生活の場「家庭、地域、職域、学校」を通じて、女性の様々な健康問題を社会全体で総合的に支援するのが重要です。〜 厚生労働省HPより
私はこの週間のことを全く、知りませんでした。
意識が足りないといえば、それまでなのですが... 他にも知らない人、結構いるのではないでしょうか?
健康に過ごしていたりすると、あまり気にしない人が多い様に思います。
たまたま新聞に
「女性の健康週間」と見出しがあり、 気になって調べてみたのがきっかけです。
自分自身が40代になり、
これから体調が色々と変わるのだろうなと感じたり、同世代の友人とも、健康管理や体調の変化に関して話す機会が増え、アンテナにかかる情報が変わってきたのを感じます。
"人間ドックや検診"にいくタイミング
20代前半の頃に一緒に働いていた先輩から、
検診にはちゃんと行った方が良い。 自分の身体のことを知るのは大切なことだから、
機会があれば、20代のうちに1回は、人間ドックを受けてみなさい。 と、勧められました。
その時は、「まだ若いし、問題ないでしょう。」と思ったのですが、
25歳の時に先輩の言葉を思い出し、 「よし、人間ドックに行ってみよう!」 と予約をして、初めて体験したバリウム検査に 衝撃を受けたのを覚えています。
今は毎年、定期的に検診や人間ドックにも出かけています。
女性特有の体調の変化
男性の方々は、わかりにくいと思うのですが
女性の体調の変化は激しく、1ヶ月の中でも、
絶好調!! まあまあ。 しんどい(泣)
を結構な頻度で繰り返しています。
いつでも元気という人もいますが、大小の差こそあれ、変化はあります。
統計では、
現代の女性は出産回数が少なくなっていて、
生理(月経)の回数が一生のうちに
450〜500回になるということがわかっているそうです。 これ、ちょっと考えるとびっくりな数字です。
また、ホルモンバランスの関係で、 PMS(月経前に症候群)で体調がすぐれない人も 多くいます。
生理前に頭痛や吐き気が起きたり、イライラしたり、ひどい時は寝込んでしまう人も。
友人とも、 「1ヶ月のうちに2週間くらいは
生理痛に悩まされたり、PMSで辛かったりする。月の半分くらい、不調な時もあるよね。」
と共感し、励ましあうこともあります。
食事、睡眠、運動するなど生活習慣の見直しや 改善で、よくなることもあるので、同性同士で 情報交換したり、婦人科などに相談しながら、 自身の体調を整えるのも大事だと感じます。
身体、体調の違いを理解し合うことから
女性の多い職場で、男性の管理者の方、 そのあたりちょっとわからないんだよね、という人もいると思います。
研究や科学の進化で、知識や情報として、わかることはあっても、その痛みやダルさは、代われるわけでは無いし、実感しにくいこともありますよね。
体調に関しては、個人差があるので、 「あの人は、全然平気そうなのに、何であなたはダメなの?」 っていうのは、NGです。
「あの上司は全然、わかってくれない!」 と、女性を敵にまわす恐れもあります。
もし、職場で体調を悪そうにしていたら、 変に気を遣いすぎたり、ビビりすぎたり、 あれこれ詮索することなく、まずは女性の特有の体調の悪いときがあるという理解のもとで接してあげてくださいね。
私はこれまで、有り難いことに理解ある上司や 親身に相談に乗ってくれる同性の先輩がたくさんいたので、助けられることが多くありました。 これは、とても恵まれていると思います。
まだ自分自身の身体のことについて知らないこともあるでしょうし、それぞれが、自分事として 捉え、向き合う必要があると思います。
市区町村からの検診のお知らせも、きちんと目を通して、利用したいですね。
それぞれが元気で健康で暮らせるように、 健康週間を機に自分の健康に向き合いましょう!
Aya Horiguchi