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受験生、その保護者必見。 山中りんたそ

 1学期も残すところ後2週間になりました。最近の山中は、文章の中で教員であることをあまり隠さなくなってきているので、今日は学校であった出来事を守秘義務違反にならないよう最新の注意を払いながら少々。

 山中は現在、中学校3年生の担任をしている。学級の生徒たちは修学旅行、期末テスト、部活動の最後の大会を終えて、いよいよ受験と正面から向き合う時期になってきている。

 そんな状況なので、ある生徒からこんなことを聞かれた。

「先生、夏期講習に行こうと思うんですけど、この辺の塾でおすすめの塾ありますか?ママに先生に聞いてきてって言われて。」


 知りません。


 これは、由々しき事態だぜ旦那。そんなの学校が知るはずがない。

 そもそも、学校の先生に向かって塾に行くことを宣言するということは、一種
「お前の授業はわかりにくいから、金を払って教えてもらうことにします。」
を表明することになる。ストレス1500。

 この人たちに、わからないことはないか聞くと、なんの悪意もなく
「塾の先生に聞くから大丈夫です。」
という、火力高めの言葉が返ってくる。ストレス3500。

 更にわけわからないことに、課題提出が遅れていることを指摘すると、
「塾の宿題が終わらなくて、後回しにしちゃいました。」
とか言う。ストレス5000。

 そして、最終的には、進路決定の三者面談で
「塾の先生が〇〇高校がいいって言っていたので、そこにします。」
とか言い出すのだ(偏見)。予想ストレス10000。

 ストレス20000ポイント貯まりました。10000円の図書カード2枚と交換でございます。




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