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【β版参加募集!】対人支援職マネジメント層の孤独と疲弊を癒しあう〜マネジメント層相互ケアプログラムを始めます〜
任意団体「helpwell」マネジメントケアチームの小林です!
2024年7月12日からhelpwellのマネジメントケアチームの新しいプログラム『マネジメント層相互ケアプログラム』を開始します。
今回の記事では、そのプログラムを行う背景とプログラムの概要をお届けします。
⭐️対人支援職の『マネジメント層相互ケア』を全国へ広げたい
⭐️対人支援職のマネジメント層として働く自分を癒したい
という方は最後まで読んでいただけたら嬉しいです
任意団体「helpwell」とは?
支援者ケア、とは?
今回の場における「支援者」とは福祉や医療、介護や教育保育など、ひとと向き合い関わるお仕事に職業としてかかわること&あるいはそれを志す方を想定したものです。また、「ケア」は愛を源泉とし自身や誰かを思いやり、関わる気持ちのことと定義しています。
主催:helpwellについて
「支援者ケアを常識にする」ことを掲げ、医療・福祉・介護・教育等の対人支援者にケアが十分行き渡ること(helper wellness)でのバーンアウトの減少と、ひいては良き支援、適切な支援が増えること(well help)を目的とした任意団体です。(~5/13まで、クラウドファンディングに挑戦していました https://for-good.net/project/1000583)
支援者が豊かに安心して働けることによって、どんな命も等しく大切にされる、そんな社会を目指しています。
対人支援職マネジメント層の孤独と疲弊
マネジメント層の孤独と葛藤とは?その背景にあるのは?
対人支援職のマネジメント、管理者としてこういった孤独を感じませんか?
・職場にマネジメント層が1人しかおらず相談相手がいない
・組織のカルチャー(組織が大切にしている価値観)を語れる人材が他におらず、組織と個人の板挟みになる
また以下のような疲弊も感じることもあると思います。
・日々のマネジメント業務(プレーヤーとしての業務も兼任している場合もある)の量が多く、仕事に忙殺される
・多忙感からもともと持っていた仕事への想い(ビジョン)を感じることがなくなり、個人的な達成感を感じなくなる
・職場内の問題に対処することが多く、情緒的に疲労していく
私たちは対人支援職のマネジメント層を「孤独」や「疲弊」の要因として
・マネジメント・管理者という同じ立場や役割の人が職場に1人であること
・マネジメントの役割を担うにあたってマネジメントについての行政などでの研修がなく、知識を得る機会がないこと
・組織内で縦の繋がりはあるが(上司や現場スタッフなど)、横の繋がり(マネジメント層同士のコミュニケーション)が希薄であること
といった背景が存在しているという仮説を立てています。
マネジメント層相互ケアプログラム始めます
プログラムを通して描いているビジョン
対人支援職のマネジメント層の
「孤独」「疲弊」を相互にケアし「癒せる」場を作りたい
対人支援職のマネジメント層が抱えている「孤独」や「疲弊」は組織の「孤独」や「疲弊」を生み出します。
そしてその「孤独」や「疲弊」はケアを受ける人たちにも伝播します。
だからこそ『相互ケアプログラム』を通して、マネジメント層同士がそれぞれの「孤独」や「疲労」を場に出し、受け止め合うことで、
改めて自分の中にある「ビジョン=自己実現」を見直していく場をつくっていきます。
マネジメント層が「ビジョン=自己実現」を持ち、
組織のビジョンとの重なりを感じながら働くことで
職場にもプラスの影響が生まれていくはず!
「孤独」「疲弊」を相互にケアし「癒せる」
そんな場を共にはじめていきましょう!
プログラム概要詳細
プログラムは7〜9月にかけて隔週金曜日の20:00-21:30に開催します
・日程
第1回 7/26(金)
職場や組織に対するモヤモヤにとどまる
第2回 8/9(金)
あなたの求める理想の「職場」「組織」とは?
第3回 8/23(金)
あなたはその理想の「職場」「組織」でどんな存在でありたいですか?
第4回 9/6(金)
実践してみてのニーズ整理(NVCセルフワーク)
第5回 9/20(金)
相互ケアセッション 互いを癒しビジョンを体現しよう
※参加が難しい会がある場合にアーカイブで対応しています。
・料金
1万円(税抜)
※本プログラムの継続的運用に向けての費用となります、今回はプロトタイプ実施の限定費用となります!
※β版以降は4万円(仮価格)で実施する予定です。
※今後より多くの方へ届けたいプログラムですので、プログラムに関するインタビューやSNSなどでの広報にできる範囲でご協力いただけますと幸いです。
・参加方法
以下のGoogleフォームよりご登録ください
https://forms.gle/CCiafvX5bTPsi7nz8
登録後、振込先や詳しい今後の流れをメールにてお伝えします
共に「マネジメント層相互ケアププログラム」を全国に広げたいという想いを持っている方、ぜひお待ちしております
プログラムを開く運営
*櫻田千江里/helpwell代表
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「支援者ケアを常識に」を掲げたhelpwell、社会起業家向けコーチングサービス「Social Coaching」に携わりながら社会を支える人に対話の場を届けています。元は養護教諭(保健室の先生)を志し養成課程に在籍していましたが、寄り添うことができないことに違和感を抱き、放課後等デイサービス、小学校での支援に従事。その後、子どもが幸せに育つ教育福祉の探求のため、2018年デンマーク・オランダの教育視察へ。
帰国後 「子どもが幸せに育つには、大人の幸せが重要なのではないか」と思い至り、コミュニティ・スクール運営を重ねながら、2021年helpwellを開始しました。当たり前のように心に触れ対話を重ね、そしてどんな子が生まれてきても大丈夫、な社会になれば、と願っています!(https://lit.link/chierisakurada)
*小林大和/helpwell マネジメントケアチーム代表
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東京学芸大学を卒業後、公立小学校で勤務した後、児童発達支援(児童福祉)事業を行う株式会社ミナシアに転職。未就学の発達特性での困り感がある子どもたちに対して直接支援を行いながら、行政の委託事業で1歳半検診で気になる子どもたちの心理アセスメントをする事業にも携わる。
ICF認定スクール「THE COACH ICP」でコーチングを学び、ライフコーチとして教員や児童福祉の業界の方、子育て中の方、大学生など幅広く伴走している。社会起業家向けコーチングサービス「Social coaching」にも参加し、社会起業家に向けたコーチングも行っている。
SNS:https://x.com/yama_chan_0808