うつで頭が働かない看護大学生のブラックな日
私は看護大学に通っており、今日は母性領域の学内実習があった。何とか出席だけはして、母性の実習も残り半分くらいである。
病院や学校から帰ると、当日の記録を書いて、それを踏まえて翌日の計画を書く。そのためには、根拠となる知識が必要で、教科書や講義資料を振り返って勉強する。
私にはその作業がとてつもなく難しい。課題の記録用紙を広げても、そこに何を書けば良いのか分からない。今日は何を考えながら行動して、どんなことを観察し、学んだのか。どんな言葉で表現すればいいのか。
何とか勉強についていかなければ、書かなければ、考えなければ、と焦る気持ちが大きくなる。何時間も机に向かっているが、頭が働かずに全然進んでいない。時間だけが過ぎて行く。ろくに睡眠もしないまま、何も出来ていない最低な状態で朝を迎え、時間が来たので学校に行く。
学校についても授業が始まるギリギリまで、その場しのぎの記録を必死に書く。授業が始まるが、先生の話している内容が右から左へ流れていく。何のためにここにいるのだろうか。皆んなが出来ていることが出来ていない劣等感が襲ってくる。
私は出来ない言い訳を探しているだけではないだろうか。全て過去のトラウマのせいにして、無能な自分から逃げている。しんどいのは皆同じなのに甘えている。弱音を吐いてはいけない。留年したら生きてはいけない。何とかしなければ。
こんなに時間をかけてもこの量しか進んでいない。明日にはさらに書けていないとこが増えていく。それでも、何も考えられずに、ぼーっとしてる時がある。今日終わらせなければ、明日はもっと辛い。いつまで続くのだろうか。次の領域は耐えられないな。
睡眠不足で頭が働かないし、倦怠感もあるが、記録を書けていないので休めない。寝ている暇はない。辛い、しんどい、ああ、死んでおけば良かった。全てから逃げ出したい。
そして、こんな状態でも、誰にも相談することができずに孤独である。話したところで何が変わるわけでもないが、、、こんな最低な私を知られたら失望されるだろう。しかし、留年すれば嫌でもバレる。唯一仲良くしている友達も、先生も、バイト仲間も、家族も、普通に見えている私は普通じゃない。
こんな事を一日中考えていれば、そりゃ課題も出来ない。しかし、この状況から抜け出せるとは到底思えないし、出来なくなれば倒れるだけ。倒れるまで、やれるとこまでやるしかない。
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