集中力無さすぎる私が月10冊以上本を読む方法
ハロー、マオです。
マジで集中力がないです。
どれくらいないかというと、
パソコン立ち上げている間に
(あれ、あのメール返信したっけ?)
(そういえばあのミーティングいつになったんだっけ?)
と、違うことが頭をかすめて
何を始めるためにパソコン開いたか忘れてしまうレベル(だいぶ末期)
集中力なくてゲームもできないです。
ロード待ってられないくらいの壊滅的そわそわマインド。
でも
読書って内容に絶対集中しなくちゃいけないですよね。
集中力のない私にはかなりハードルの高い趣味でした。
だけど読書したい。
読書を趣味って言いたい。
読書で得られる知的好奇心、
読書で感じられる他者の視点、新世界は
他では得難いものです。
2019年に読書を趣味にしようと思い立ち、
試行錯誤を繰り返しながら
月10冊以上読めるようになるまでに至った
集中力のない飽き性の読書習慣獲得方法について書いていきます。
克服法①ルーティンを作る
一番オーソドックスな克服法ですが、
読むタイミングを決めちゃうのは重要です。
特に集中力のない人間は、何度も刻んで読むのが肝!
私のような集中出来ないマンにおすすめの
読書タイミングをご紹介いたします。
・始業開始前
「朝起きてすぐ」みたいなのが朝活読書で推奨されていますが
家を出る前、ぶっちゃけ読書する悠長な時間なんてないですよね。
あと起き抜けって内容頭に入ってこない気がしませんか。
もともと集中力ないんだから朝イチなんて無理です。
おすすめは会社について仕事の準備を済ませてから
実際仕事がスタートする前。
5分〜10分くらいしか時間取れないと思いますが、
いいんです。
どうせ集中力ないから。
むしろちょっとの時間が集中力ナシ人間が読書するのに好ましい。
この程度の読書時間だと
良い感じに「もっと読みたい」くらいで切り上げられて、
読書に対するモチベ担保したまま、
いい塩梅に仕事のアイドリング状態を作れます。
・昼食後
私のオススメはランチをとった後に5〜10分本を読んで
満腹+読書の睡魔を利用して5〜15分昼寝するのが
午後の仕事中、眠気が来ないで済む昼食休憩方法だと思います。
もちろん昼ごはんに取れる時間が少ない人には推奨できませんが、
ランチで45〜60分休憩取れる方はぜひ試してみてください。
20分くらいかけてお昼ご飯を食べて、
そのあと読書してたら
まあ大体眠くなります。笑
そのあと休憩室でもデスクでも、
営業の方は車内でもいいので
そのまま仮眠とっちゃうのがポイント。
これはランチの後デザート食べちゃうのも回避できるので
お財布にもダイエットにも良い読書法ですよ。
・電車移動中
これが一番おすすめの読書時間です。
理由は二つ、
個人情報保護と
なけなしの集中力がアップするからです。
電車内でスマホでゲームやSNSやってたり、
動画や漫画見てる方、
結構多いですよね。
周囲にプライベート丸見えですよ。
アカウントで個人特定されたりする時代ですので
特に他人と距離の近い場所での使用は中止が必要です。
本がスマホと違うのは
周囲に対する影響度だと思います。
スマホは依存性が高いコンテンツばかりなので
利用している持ち主以外の
そんな気のない周辺の人までも
画面に引き込んでしまう力が絶大です。
一方、文字の羅列のような細かい情報は
電車で隣り合った他人のものまで
必死で覗こうって人は
活字中毒者以外まず居ないです。
スマホだったら、
スクロール、あるいは動画で
画面が動くと
覗く気もないのに
つい隣の人の画面見ちゃったって方もいらっしゃるんじゃないですか。
だからこそ電車内では本を開きませんか。
そして、隣り合っていろんな人がいる空間というのも
読書にちょうど良い気がします。
適度に周囲が気になって
ひとりの時より読み進められる気がします。
じーっと見張られてたら、
緊張して逆に読み進められないですが
電車内は周りを適度に気遣いあいながら干渉はしあわない環境だと思うので
集中力が切れても本文に戻ってこれる感覚が
その他の読書タイムよりあると私は感じています。
「あと○駅で降りる」っていう強制的な時間制約の影響も大きいです。
・待ち時間
クリニックの待合、友達との待ち合わせ、
行列のできるラーメン屋さんなど
私は絶対読書して待ちます。
これのポイントは待ち時間イライラしないで済むこと。
むしろ読書できるから待ててラッキー!
みたいなマインドになるので
待ち時間読書は精神衛生上非常にオススメです。
・就寝前
夜スマホして寝付きが悪くなってる方は
寝る前にちょっと難しい本に挑戦してみてください。
すぐ睡魔きます。笑
物語とかは逆に面白過ぎて
夜通し読んじゃうこともあるので注意です。
句集とか、エッセイとか
切り上げやすくてあまり頭使わないジャンルの本もオススメです。
以上がおすすめの読書タイミングでした。
それぞれは5分〜10分だったとしても、
1日トータルで30分以上になれば
毎日の読書時間としてはかなり充実したものになります。
克服法②味変
飽き性、集中力ゼロ人間に一番効果があるのがこちらの克服法。
ずばり、その本に飽きたら違う本を読むこと。
私は常に3〜8冊くらいの本を併読し、
集中出来なくなったら躊躇せず切り替えます。
違う本にスイッチングしまくることで
月10冊以上読む生活を送っています。
小説、自己啓発、教養、歌集などなど、
違うジャンルのものを併読するのがおすすめですよ。
克服法③読み飛ばし方法を知る
私は洋書のビジネス書やハウツーを読むのが苦手です。
日本式ビジネス書と違って
ボブとかマージョリーの実例にめっちゃボリューム割いていて
肝心の何を伝えたいかの抽象化した部分が
イマイチ頭に入ってこなくて苦戦します。
ひどいと何ヶ月もかけてやっと読めたのに、
全く内容が頭に入ってなくて費やした時間を虚しく思ったり。
そこで役に立った本がこちら。
『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』という本です。
タイトルからして私にぴったりな内容なんですが
特に役立ったのが具体的な読み飛ばし箇所の指南。
・読み飛ばしポイント1 著者の自分語り
これは洋書より日本のビジネス書に多く、
(ビジネス書出版する上でこういうフォーマットがあるのかもしれませんが)
著者の華々しいキャリアに第一章とか序章で2ページ程度割いてることが非常に多いです。
その著者の他の著作を読んだことがあれば、
読み飛ばして全然大丈夫です。
これは著者がその本の内容を語るのに
十分な人物であるというただの権威付けです。
その著者を信頼出来ていれば、
カットしてOKな部分だと思います。
・読み飛ばしポイント2 事例、体験談
これが件の、私が洋書で苦手な部分です。
なんと丸々読み飛ばして遜色ないとのこと。
ありがたい限り。
具体的にイメージしやすいので、
日本の本に関していえば例え話やエピソード部分、
かなり好きなんですが
洋書になるとお国柄が違い過ぎて具体例が全くピンとこないんです。
『レベッカはなんと、4.2ドルでベーグルを買ってしまったのだ』とか。
それが良いことなのか悪いことなのかすらよくわからん。泣
なのでチャカチャカ読み飛ばすと、
不思議なことに洋書もスムーズに読めるようになりました。
・読み飛ばしポイント3 期待、危機を煽る表現
過剰に一方の思想に誘導するようなところはガンガンカットしましょう。
著者のポジショントークです。
せっかく読書しているので、
不安になったり視野が狭くなる部分は
懐疑的・批判精神を忘れず(でもSNSで叩いちゃダメだよ)サクッと読み飛ばし
自分の生活が豊かになる
有用な情報だけ取り入れていきましょう。
誰でも読書を楽しめるようになる最終奥義
私みたいな鬼の注意力散漫人間でも
読書を趣味にできたんだから
どなたでも、いつかは
たくさん本を読めるようになると思います。
最終奥義は続けること。
私も最初は1冊に何ヶ月もかけたりしていました。
厳密に言えば今でも1ヶ月以上かけて読む本もあります。
(併読しているから量を読めているだけです)
今回の記事をぜひ参考にしていただき、
トライアンドエラーで
自分だけのメソッドを確立してくだされば嬉しいです。
読書が趣味になったら是非ぜひ私と読書友達になって
たくさん語り合ってくださったら嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうござました。
またね!
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