おしらせ 140字小説の個人作品集シリーズ「言葉のふね」に参加します。(※文学フリマ東京にも "ち-03" でブースが出ます)
本日はお知らせです。
140字小説の個人作品集シリーズ「言葉のふね」第1期に参加します。
監修・発行は「活版印刷三日月堂」(ポプラ文庫)、「菓子屋横丁月光荘」(ハルキ文庫)などの人気シリーズを手がけておられる小説家、ほしおさなえ先生です。2012年から140字小説をお書きになられ、現在まで多くの140時小説の活動を続けていらっしゃいます。
先日は、140字小説の入門書「言葉の舟 心に響く140字小説の作り方」(ホーム社/集英社)をご出版なさいました。
※5月31日まで140字コンテスト開催中です!
具体的な内容としては、個人作品集として140字小説の作品60編とあとがきを1冊にまとめたものを、2025年に第1期として3冊刊行し、その中の一つが私の作品集になります。
残りの2回は第3期星々140字小説大賞ののび。さんと
140字小説サークルlotto140や140字小説のアンソロジー「はまぐりの夢」の編集発行、星々運営としての140字小説コンテストの担当など、多くの140字小説の活動をなさってきた四葩ナヲコさんです。
「第1期」とありますように、次期も予定されているわけで、先ほどの「言葉ふね」のHPには「刊行によせて」としてほしお先生のコメントも記載されています。
つまり、これは140字小説の新しい書き手の作品を刊行していくシリーズで、私のようにXで140字投稿を続けて、コンテストに通った書き手の作品が今後も刊行されていくかもしれない、ということなんです。
140字小説は、Xで気軽に書ける短いお話で、noteで小説を書いたことのある方は一度や二度、ポストしたことがあるのではないでしょうか。
各種のお題やコンテストに参加して、ずいぶんな作品数のある方もいらっしゃると思います。「書いてはみたけれど、これ、どこかに届くのかな」と思った方も少なからずおいでではないでしょうか。
でもね、本になるかもです。しかも個人作品集で。個人で文学フリマに出すよりも(ご本人がものすごく有名な方はあれなんですが)たくさんの人に読んでもらえるかもしれません。
「書き続けていたら、いつか本になって誰かの手に届くかも」というのは、きっと、小説の書き手の誰もが望むことなのではないかと思います。
本当のところ、私一人だと「買う人…いるのだろうか」と部屋の隅っこで毛布にくるまってガタガタ震えて二度とおうちから出なくなってしまいそうなのですが、シリーズなら、ちょっと頑張って、宣伝して、少しでも遠くに届けば、次の刊行の方の作品はもっと遠くに届くだろうと思えます。つまり、そうです。だんだん遠くに届くようになって、いつかあなたの番が来た時には、140字小説のふねは、ものすごく広く遠くに届くようになっているかもしれない。なんだかいいでしょう。そういうの。もちろん読むのが好きという方にも。こういう場があるだけで、才能のある方がこのジャンルに集まりやすくなると思う。きっと素敵な作品に出会えます。
シリーズの刊行に先駆けて、2024年8月からクラウドファンディングを行う予定です。多分時期が近づくとねこの中の人がうるさく宣伝し始めると思われます。
でも、そうですね。頑張れば頑張るほど、どこかにいる自分のような書き手の方の道が開けると思うと、なんだかいいなと思うんですよ。
「言葉のふね」は文学フリマにブースも出店します。ブース番号は「ち-03」です。シリーズ概要を説明したリーフレットを配布します。是非お立ち寄りください。