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月夜の提灯

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月夜に提灯はいりません。 無くても道は明るいからです。 無意味、とも言えるかも。 でもあっても困るものでもない、そんなどうでもいい話を書きたい。
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2019年6月の記事一覧

語呂って大事だよなあ

語呂って大事だよなあ

もしくはネーミングセンスとでもいうのか。

主要キャラの名前が語呂良くないと、書いてて苦痛というか脳内で名前を呼ぶときになかなかしっくりこないよね。

必殺技名とか、世界観を構築する重要ワードでも同様にそうだ。

あ、時間がやべえ

――投稿――

あ~、実は今日はバトルショートショートを書こうとしてたんだが、800字時点で終わらせられなかった。うーん、短編書くの難しいぜ。まあそんなわけで急遽こん

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ジョジョ最新話33話「そいつの名はディアボロ」が実によかった

ジョジョ最新話33話「そいつの名はディアボロ」が実によかった

ドッピオとボスの織り成すシリアスな笑いもさることながら、やはりボス……いや、ディアボロのキング・クリムゾンの演出もカッコイイ!

一番良かったのは最後の引きで、S・C・Rの登場シーンが最高にクールだった。

――ダンダンダダンダンッ! ダンダンダダンダンッ!

「鎮魂歌とは( ^ω^)・・・?」みたいな至極当然の疑問を問答無用でねじ伏せる大ボリューム大迫真のBGMが凄く良い。むしろ鎮魂歌なのに戦慄

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普通に忘れていた剣――Sword that was naturally forgotten――

普通に忘れていた剣――Sword that was naturally forgotten――

40日連続投稿しておきながら普通に今日投稿することを忘れていたビーバーの尻尾。しかしご安心を、こういう時の為の「月の提灯」。「どうでもいいマガジン」という救済措置よ!

初めての明晰夢3

初めての明晰夢3

計算ができる。
言葉を発せられる。
極めて自主的な行動ができる。
周囲の夢を操れる(自由度は低いとはいえ)。

理性的にも、
感情的にも、
尻尾少年は夢の中で現実の自分を保てていた。
『自分を保つ』、言い換えると『思考・言動が普段と遜色ない』。

見覚えのない景色、辿った最後の記憶と感覚器の異常から、自分が今夢の中にいると仮説を立てられる思考力。

仮説に基づいて感動、主体的に行動し(飛ぼう・タイ

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初めての明晰夢2

初めての明晰夢2

真っ白な空間にただ一人。
明らかに尋常のシチュエーションではない。

いつから自分がここにいたのかも分からない。
最後の記憶は……ベッドに入った時のもの。
そして妙に意識が定まらない現状。

なんとなしに、自分は今眠っているのだと感じた。

ならばこれは夢。
しかし、今までの人生で見てきた度の夢とも違う。異様な夢。
それらを考慮すると……。

「まさか俺は能力(チカラ)に、目覚めたのか………ッ!?

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初めての明晰夢

全面が白く発光する鍾乳洞に居たらこんな気分か?

ただ、どこにも入り口はなく、出口もない。
じゃあ俺はここにどこから入ったのか。

天上が高い、無駄に上方向に広がった部屋。

空間が白い。
床は白い正方形のタイル。
壁は白く継ぎ目のない陶器の様。
部屋は円形で、俺はその中心点にいた。

唐突に、気がついたら俺はこの場所に居た。
見知らぬ場所。異様な空間。
しかし、恐怖は感じない。

感じないのか。

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