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海月にさ

空虚な微睡の中で僕と遊ぼう。

望みも希望も強制されない廃れた我が家で。

貴方は空を信じ

僕は夢を喰らう。

時が全てを支配しているなど僕は信じない。

貴方が涙を流し

雫が頬をなぞる瞬間のみ

この世界に生きる意味を痛感出来る。

「どうか2度と目を覚ましませんように」

そう願い眠りにつく夜をもう味わいたくはないのだ。

あわよくば海にふわふわ漂う海月になりたい。

孤独も理想もない そんな海月に。

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