胃弱な私の飲み物事情
以前、お腹が弱い私の毎日の食べ物のことについて記事を書いてみたのですが、今日は普段の飲み物について書いてみます。特に今回書きたいのは、ちょっとリラックスしたい時に飲む飲み物のことについて。
ちなみに食べ物事情についての記事はこちらです!
コーヒーが飲めない
私の実家は、全員コーヒー好き。例えば休日、朝食を食べ終わると家族はみんなコーヒー(ブラック)で一息ついていたし、午後のちょっと休憩したい時にも「コーヒー淹れるけど、飲む?」みたいに声を掛け合っていました。
そして今一緒に暮らしている夫はカフェラテ好き。カフェでのカフェラテよりちょっとミルク少なめのカフェラテのが好きなようで、自分で作っては嬉しそうに飲んでいます。
かく言う私はコーヒーが飲めません。私の胃にコーヒーは合わず、飲むと胃がムカムカしてお腹が疲れることがわかっているので、飲まないようにしてます。かつては「胃を鍛えよう」と思って挑戦していたものの、飲んでお腹がムカムカして、その後の1日が台無しになったらもったいないと思うようになりました。コーヒーの匂いは好きなんだけど・・残念。
そこで私が考えたのは、私も自分の「お気に入りドリンク」を見つけたいとということでした。
親や夫に、なぜコーヒーをそんなに飲むの?と聞くと、「コーヒーを飲むとリラックスするんだよね」との返事。それを聞いて、「私も、家で常用的に飲むもの(水や麦茶とか)とは別で、落ち着きたい時に好きなマグカップ1杯に丁寧に淹れて、大切に味わって飲むような飲み物が欲しい」と思ったのです。
紅茶について
ホテルの朝ごはんや、人の家にお呼ばれされた時、「コーヒーか紅茶どちらにする?」という質問をされることがありますが、コーヒーが飲めない、という理由だけで私は小さい頃からよく紅茶を飲んできました。ただ、実は紅茶も大好きというわけでもないな、と最近気づいて。コーヒーほどではないけど、紅茶の種類によっては、意外とあの渋みがお腹にくるなと。特に私は食べるのが人よりゆっくりなので、人と同じタイミングでサーブされた紅茶は、いざ飲む頃にはかなり渋くなってしまっており、胃が疲れるなあと感じます。
刺激フリーな飲み物たち
そこで私が飲むようになったのは、刺激がほぼないとわかっている飲み物たち。具体的には、ハーブティー、蕎麦茶、ほうじ茶、麦茶。
もちろんこれらも好きですし、これらが飲みたい時もあるのですが、どこか、私が求める「休憩時にお供として飲みたいお気に入りドリンク」、つまり「私のお腹に負担にならない程度に少しは刺激があって、ぐっと味わって飲むような飲み物」とは違うなあと感じていました。
そもそもお腹を疲れさせる成分とは?
私が軽く調べてみた中で、コーヒーや紅茶がお腹を疲れさせる原因だろうなあと思っている主な成分は、「カフェイン」と「タンニン」。どちらもどうやら胃酸の分泌を活発にするので、胃の粘膜を荒らすこともあり、特に胃が弱い人にとってはインパクトが強いのかな。
カフェインは交感神経を優位にしてくれる一方、繊細な体の人にとっては刺激が強すぎる気がします(私の体感ですが、飲むと落ち着かなくなる、つまり元気になりすぎてしまう気がします)。
そしてタンニンですが、渋さが強すぎると、なんだか胃が重くなる。カフェインレスコーヒーというものもあるけれど、カフェインフリーでも、タンニンや他のポリフェノールも胃を刺激するので、以前カフェインレスコーヒーを飲んだ時も、しっくりきませんでした。
色々試した結果、私が今好きな飲み物たち
そこで思いついたのは、カフェインもタンニンも0ではないけど、少しは含まれている、というような飲み物を飲んでみること。最近見つけたお気に入りドリンクたちはこちらです。
白茶・・・半醗酵茶。半分しか茶葉を醗酵させてないので、タンニンがきつくない。「渋すぎない紅茶」としてさっぱり飲める!
烏龍茶・・・アイスで飲むイメージが強かったけど、台湾の凍頂烏龍茶が美味しかったです。特に、桂花(キンモクセイ)ブレンドの凍頂烏龍茶は、キンモクセイの花びらが可愛いし、ほんのり甘い香りがして、見た目も味も癒される。これも半醗酵茶みたいです。
ディンブラ(紅茶)・・・紅茶だけど、タンニンの渋みがそこまでなく、飲みやすい。
これからも自分が心地よく飲める飲み物を探していきたい
多くの人々は美味しくコーヒーやカフェラテを飲んでいるのに、自分はそれを受け付けない体質である、ということばかりを見てモヤモヤした時期もありました。でも今は、自分は自分の体に合ったものを探していってあげられたらいいんだと思って色々試しています。
ちなみに今日書いたお気に入りドリンクも、少なからず胃への刺激がある飲み物たちなので、「なんだか今日はちょっと調子万全じゃないかも?」という日は飲まずに、ハーブティーなどを選択します。
自分のその時その時の体調を見て、自分の心と体が喜びそうな飲み物を選べたらいいなあと。
20代も後半になり、最近やっと自分の体質を理解し、受け入れられるようになってきたと感じています。