完璧主義を手放したら、運動を習慣化できた話
前回のnote更新から随分と時間が空いてしまいました。
というのも、米国IIN(Institute for Integrative Nutrition)のヘルスコーチ養成プログラムの受講が大詰めで、そちらの勉強や卒業課題に追われていたからなのです。
そして!無事に卒業でき、ヘルスコーチの証明書ももらえました。
そちらの話もまた書ければと思うのですが、今日は、随分と長い間運動習慣がなかった私が、運動を久々に再開した話を書きたくて、そちらを書きます。というのも、なんだかんだ1ヶ月間も運動が続けられていて、体の変化もあったので、忘れないうちに書き留めておきたくて。
社会人になってから、運動をしていなかった私
かつて体育会系の部活にいたこともあり、運動に馴染みはありました。でも社会人になってから、平日は仕事・週末はイベントがあったり休息をとりたかったりで、「運動」からすっかり遠ざかってしまい・・・。とはいえ、駅とかで階段とエスカレーターがあれば必ず階段を選ぶし、歩くのは好きなので週末に散歩をしたりと、社会人の中でもある程度は体を動かしている方なのでは?と思っていました。そんな生活を数年続けて、ここまできました。
運動を再開しようと思ったきっかけ
でも最近気になり始めたのが、あまりの筋肉のなさ。先日電車に長く乗る機会があり、ずっと立っていることがしんどい自分に気づきました。ふくらはぎを揉んでみると筋肉はなく、ふにゃふにゃ。こんにゃくみたい・・・こんなで大丈夫か?と思いました。
私は冷え性。ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われ、脚の血流のポンプ機能を果たしています。もしふくらはぎの筋肉を鍛えれば、冷え性も改善できるのかも?とも思ったのが、運動を始めようと思ったきっかけです。
正直、腰は重かった
でもかれこれ5年以上は継続的な運動習慣がない私。すぐに思ったのは、「面倒くさいし、どうせ三日坊主になるくらいなら最初からやりたくない」と思いました。
でも、運動習慣を身につけるのはどう考えても私の生活にプラスになりそうだし、ヘルスコーチの資格を取った自分にとって、生活習慣を変えるセルフコーチングをする良いチャンスかも?というふうに思い、やってみることに決めました。
▽ヘルスコーチになる夢について書いた記事はこちら
運動を続けるための工夫
いきなり始めても続かない予感がしたので、工夫して始めました。
目標を1つに絞る・・・「ふくらはぎ」だけを鍛えることにフォーカス
自分がやりやすい方法でやる・・・「社会人の運動習慣=ジムに通う」のイメージがあったのですが、私にとってはジムに行くこと自体が億劫・・なので、ジムに行かずに自分でできることをやることに。「ジムに登録した方が、お金を払っているプレッシャーもあるし続けやすい!」という人もいるだろうし、自分にとって何が続けやすそうか?を基準に決めるのが良さそうです
やることのハードルは低めにしておく・・・平日はふくらはぎの筋トレを計5分くらいだけ。土日はランニング。ランニングは、好きな曲を聴きながら・どんなにゆっくり走っても良い、というルールで始めました。あとは、1週間で5万歩歩くことも目標にしました
工夫ポイントは、「完璧主義にならない」こと。
正直、ふくらはぎだけじゃなくて体幹だって鍛えた方がいいだろうし、腕の筋肉だって衰えている。でもどれもこれもやろうとすると手が回らないので、一旦まずは優先順位が高いふくらはぎだけに取り組むことに。
「平日もランニングした方がいいのでは?」「1日ごとに1万歩は歩いた方がいいのでは?」と思う自分もいましたが、あえてランニングは土日だけにし、歩数目標も1週間単位での目標にしました。在宅勤務の日もあるので、そういう日はほぼ歩かず。でも、出社の日に一駅分余計に歩いて帰ったり、土日に散歩に出かけたりして柔軟に調整できました。
1ヶ月続けてみた結果:体の変化がありました
全体的に体の「活力」が高まりました。なんだか元気というか。
個別にみていくと、なんといってもふくらはぎが太くなりました!
こんにゃくだったふくらはぎは、ずっしりした大根へ。
筋肉がついたことで歩き方も変わりました。前はてくてくという感じだったのが、今はスタスタ。ふくらはぎだけじゃなくて太ももやお尻の筋肉も鍛えられたようで、歩くと下半身の筋肉をちゃんと使って前へと歩けている感覚があります。
あとは、腹筋や背筋もついた気がします。仕事中、デスクに向かう際の姿勢が良くなったんです。ランニングを始めた頃は背中やお腹の筋肉がなくて前傾姿勢で走りがちでしたが、ランニング中の姿勢も良くなっているのを感じるので、きっとランニングで腹筋や背筋も鍛えられたのだと思います。
そして!冷え性ですが、なんだか今年はそこまで寒くない気がするんです。暖冬なのかな?と思っていましたが、今調べたら今年はラニーニャ現象で寒い冬なのですね。もちろんまだ冷えを感じる日もありますが、冷え性改善への一歩を踏み出せた気がします。
心の変化もありました
筋トレやランニングをしている時、体を動かす気持ちよさに、自分自身が喜んでいる感覚があるんです。正直、今でも100%乗り気で運動をしているわけでもないのですが(笑)、いざやり始めると体を動かすって気持ちいいな〜って思います。
部活をしていた頃、長時間拘束され、かつハードな練習メニューをこなす日々にうんざりし、社会人になってからは運動から離れてしまっていた私。「やるならちゃんとやらないと」という完璧主義的思考も発動し、全く運動をしない生活をしていました。
でも、完璧じゃなくていい。自分に無理をさせず、気が向いた分だけ、体を動かせばいい。そうすればこんなに体と心は喜ぶんだなあ、というこの感覚を思い出しました。
自分の「心地よさ」を作るために行動できているという満足感
自分の体の活力がアップしたことは、日々過ごす中での心地よさを作り出してくれました。自分の心地よさを作るために、運動という形で日々行動できているという感覚が、「自分を大切にできている」という満足感につながっています。
これは運動だけじゃなくて、食べるものでも、時間の使い方でも、なんでも当てはまると思います。自分を大切にするために、「暮らしの中で何か習慣を変えてみること」のすゝめでした。
ちなみに・・・
ヘルスコーチとしてインスタを始めました。
メインはお腹弱めさん向けの発信ですが、お腹弱めさんだけじゃなくても、自分自身を大切にしたい・自分の暮らしの心地よさを上げていきたい、という人にも届くような発信を目指しています。
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