自分に矢印を向ける
『自分に矢印を向ける』
無意識の思考。それが思考の癖。
あなたは自分の思考の癖を知っていますか?
思考の癖、なんて考えたことがない。
当たり前ですよね。
無意識だから気づかない。
そして、人それぞれ様々な思考の癖はあると思います。
けれど、知らず知らずのうちに自分を追い込み傷付けているかもしれない。
何か起きた時、自分を責めていませんか?
責め続け、自分で自分を傷付けていませんか?
そして、自己否定をし続けた挙句、自己嫌悪に陥っていませんか?
それこそが思考の癖の罠です。
思考の癖は無意識の思考回路。
だから、自分で気づくことは困難に等しい。
では、なぜ気付けたのか?
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自分と向き合うを続けていくと自分の感情とも向き合うこととなります。
「メタ認知」、という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
感情との向き合い方で言うと、だいぶざっくりした説明になりますが、
例えば、悲しいと思った時に、「今、悲しいと思っている」ということを認識します。
そして、「悲しいと思ったこと」を「なぜ?」「何で?」で深堀していくことで客観的に自分の感情を分析していきます。
このように感情等を客観的に認知することを「メタ認知」と言います。
この「メタ認知」を使うと、自分の感情、今まで気づかなかった思考と出逢えます。
私の場合は、「自分に矢印を向け続け、自分で自分を傷つける」でした。
何か起きると自分を責め続け、自己否定し、自己嫌悪に陥る。
そして自分のことを認められなくなる。
悪循環。
こんな状態では、自分を好きになることも自己肯定感を上げることも、増してや憧れの存在に近づくことすらできません。
そして、その思考の癖、感情に気付き、初めて認知した時は大号泣しました。
自分で自分を傷つけていたなんて思ってもみなかったし、自分にそのような思考の癖があることも知りませんでした。
けど、ここで気付けたことでやっと自分を受け入れ、認めることができました。
きっとこの記事を読んでくださってる方は、変わりたいけど変われない、自分を好きになりたいけどなれない、自分を認められない方が多いのでは?
でも、本当は変わりたいし、自分を好きになりたいし、自分を認めたい。
自分を愛せない人間が他人を愛せるわけない、という言葉があるように、まずは自分を愛するということはとても大切なことだと思いますし、愛せていない今はとても辛いのでは?
人は自分と人を比べて優劣をつけますが、その判断は誰がしたのでしょうか?
あなたはなぜ比べるのでしょうか?なぜあの人より優れてないといけないのでしょうか?
あなたはあなたで100%の存在です。
なのに、なぜ否定し、傷つけるのでしょうか?
全ては過去の経験に基づき「きっとそうだ。」と思い込んでいるだけです。
その思い込みを外し、自分という人間を認められた時、本当の意味でのあなたという存在が確立されるかと思います。
まずは、自分を知る。自分と向き合う。自分の感情と上手く付き合う。
これができてくると自己受容ができ、自己肯定感も高まってくるかと思います。
自分と向き合う中で、たくさんのことに気付き、悔やんだり涙することもあるかもしれません。
その時は、その感情を受け入れ、感じ切り、認めてあげてください。
不思議なくらい心が軽くなっていくかと思います。
それを繰り返していき、当たり前にできるようになってくると世界がまるで違うように感じられるようになっているのではないでしょうか?
新しい自分と出逢うこともあるでしょう。
そして、ありのままの自分で生きられるようになっているのではないでしょうか?
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