価値観が行動に影響を与える・ニューロロジカルレベル②
こんにちわ。 心理カウンセラーのじゅんさんです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます(^-^)
今日は私は一日休日だったので、家で過ごしてました。
天気が良かったのでベランダに出ていたんですね。
そして何も考えずに,ただただ空にある雲を見てぼーっとしていました。
たまにこんな感じに、意識的に何も思考しないでぼーっとしたりしています。
何かに一点に集中していると、 ぼーっとすることが可能なんですよね。
なので今日は天気も良かったので、 空にある雲を見るだけ。
そのような時間を作ったりしていました。
そうすると、 結構頭の中がスッキリするので、この【ベランダ+ぼーっとただする】という行動をたまに行うようにしています。
意識的にベランダでぼーっとするというのは、 結構オススメです。
今日はですね、そんなように過ごしていました (^-^)
今日は【価値観は行動に影響を与える・ニューロロジカルレベル②】についてお話ししていきたいと思います。
1.NLP
NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。
元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。
彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。
これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。
NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。
N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています
NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。
これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。
NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。
2.価値観は行動に影響を与える・ニューロロジカルレベル②
ニューロロジカルレベルとは、ロバートディルツ博士(NLPトレーナー)という方が体系化した、意識のレベルのことですね。
人は環境・行動・能力・価値観・自己認識(アイデンティティー)この五つの意識に対応しているという考え方ですね。
【ニューロロジカルレベル】
①自己認識(アイデンティティー)
②信念・価値観
③能力
④行動
⑤環境
例えば、画家の人がいるとしますよね。この画家この人は、一番上の意識レベル、自己認識・アイデンティティーレベルではの「私は画家である」という自己認識を持つことになります。
そしてその下の2番目の価値観レベルでは、「画を描くことで人を喜ばせることができる」とか、「その画を観た人は豊かな気持ちになる」というような価値観を持っているということになります。
その下の3番目の能力レベル。これは「絵を描くことができる」とか、「油画を描くことができる」そのような能力があるということになります。
そして4番目の行動レベルです。これは「筆・絵の具などを使うことができる 」ということになります。
そして5番目の環境レベル。これは「画を描く部屋がある」とか「筆と絵の具とキャンパスがある」とか。
そんな環境レベルのことを言います。
一番上位の自己認識・アイデンティティーレベルは、その下の価値観・能力・行動・環境の4つの意識レベルに影響を与えているというようになります。
これがニューロロジカルレベルの簡単な説明になります。
ニューロロジカルレベルについては過去の【意識のレベル・ニューロロジカルレベル】の記事で書いていていますので、気になったなった方はそちらを覗いていただけると嬉しいです。
ニューロロジカルレベルでは、上位の意識レベルが下の意識レベルに大きな影響を与えています。
又、下のレベルも上位の意識レベルに影響を与えるが、大きな影響を与えないという考えもがあります。
ここで、「習字の学習」を例にしてお話しますね。
上から2番目の価値観レベルがありますよね。 そして仮にこの人は、習字の学習は「自分の人生を豊かにする」という価値観を持っていたとします。
するとこの価値観レベルはその下の能力レベルにどのような影響を与えると思いますか?
そうですね。
おそらく積極的に習字の能力を高めていくように、作用するはずです。
ニューロロジカルレベルでは価値観レベルは動機や意欲と関係があると考えています。
ですから、目的を達成するという観点で、好ましい信念があるということは、特定の能力を向上させるという観点で役に立つと考えることができます。
例えば「ピアノを弾くこと」に関して、好ましい価値観がある人がいたとします。
この方は、ピアノを弾くことに関して好ましい価値観がある人、またはピアノが好きな人ですよね。
この価値観は、ピアノの能力を高める際に大きな役割を果たすはずなんですよね。
好きだからピアノの練習もするし、動画でプロのピアニストの動画を見て研究したりするでしょう。
しかし、ピアノに対して、興味もなく、ピアノそのもの自体に目がいかなければ、動画でピアノ演奏も見なければ、ピアノに触れることもないですよね。
これでは能力は伸ばせませんし、能力は身体の筋肉と同じように、使えば使うほど発達すると考えられるからですね 。
このように上から3番目の能力レベルを向上するには、動機だったり意欲が大きな役割を果たすと考えることができます。
先ほどの、「習字の学習」に関して好ましい価値観を持ってる人は、習字の学習をするときどんな能力を発揮するでしょうか。
人は好ましいことをしてる時に能力を発揮するんですね。 人の脳は喜び・快感を感じる時、又、痛みを避けるときに脳をフル回転させるんですね。
これについては過去「快・痛みの原則」という記事に書いていますので、気になった方は、覗いていただけると嬉しいです。
では逆に「習字の学習」について否定的な価値観を持ってる人はどうでしょうか?
おそらく、嫌々、習字を学習するはずです。そうすると通常よりも効率の悪い学習になってしまうはずですよね 。
私自身も昔、学校での苦手科目の勉強しようと思ったら、ただただ時間だけが過ぎてしまって、テストの前に痛い目を見て、テストの結果は言うまでもない結果となったことが多々あります。
皆さんも同じような経験をしてる方も多いと思います。
人の脳は「嫌だ」と感じること「痛み」と感じることを避ける働きがあるので、苦手科目の勉強=不快なこと。と認識してしてしまい、それを避けるように脳はプログラムしてしまうんですね。
自分の意識レベルで頑張ろうとしても、無意識レベルで苦手科目から避けようとしてしまいます。
そして、思ったように勉強できずじまいとなってしまいます。
つまり、「価値観」が自分自身の「制限」を生み出していることにもなりますよね。
このことから「価値観」は「動機」を生み出すこともあれば自分をセーブする「制限」を生み出すこともあるんですね 。
このことから、動機が能力レベルに影響を与えるということが分かってきてます。
そして、次に下から2番目の行動レベルについてお話ししていきますね。
「習字の学習は人生を豊かにする」という価値観を持つ人はどんな行動をとる思いますか?
おそらく、「習字教室に通う」とか「積極的に家で習字を練習する」など、この価値観に大きな影響を受けた行動をとる可能性が高いと推測出来ますよね。
このように、能力は具体的な行動として現れてきます。 これが行動レベルに与える影響です。
次に環境レベルについてお話ししていきますね。 一番下の意識レベルの環境レベル。
ここに与える影響は「習字の学習は人生を豊かにする」という価値観を持っている人は極論ですが、習字に関する能力を有効に使って伸ばして、たくさんの行動に結びつけた結果、習字の教室を開いたり。とか、習字の先生として大学に勤めたりする「環境」に身を置くかもしれませんよね。
これまでのように上位の意識レベルの概念はより重要な意味を持っていて、その下の意識レベルに大きく影響を与えているんですね。
このことから自分の中にどのような「信念」や「価値観」があり、それがどんな現実を生み出しているのかという視点を持つと、自分自身を知ることに繋がっていくとと思います。
今回は「価値観は行動に影響を与える・ニューロロジカル②」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう (^^)
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