肩こりから起こる頭痛とめまいを改善したら、休日をアクティブに過ごせるようになった女性のお話
今回のお話しは肩こりから頭痛や目まいまで出てしまい困っていた方の改善ストーリーです。似たようなお悩みをお持ちの方は、是非ともこのまま読み進めてください。きっとお役に立つことができる内容だと思います。
患者さんの概要
事務職をされている40代の女性。ほんとうに優しくまじめな方で、頼まれると断れないタイプの性格で、なんでもきっちり完璧に仕上げてしまうので、普段からお仕事を頼まれることも多いそうです。
お仕事柄3月は繁忙期であり、気温の変化も加わって、年々、肩こりがヒドくなっていると感じておられたそうです。忙しくなりしんどい時は鎮痛薬も効果がなく、目まいも起こしてしまい会社を休んでしまうほどだったそうです。そんな状況でも、会社からは「忙しい時に休まれると困る」と叱責を受けることもあるそうで、なんとか休まなくていいようにして欲しいとのご相談をいただきました。本当にどうしようもない状況で辛いのが伝わってきました。
個人的には、この方の様にきちんと仕事をやってくださるスタッフさんには、もっと配慮してあげればいいのにと思いますが、、、会社の体質にケチをつけていても変わりませんので、お身体をラクにするお手伝いを一生懸命にやらせていただくだけです。
肩こりのメカニズム
本来であれば脚と背中は足から垂直にあり、その上に頭が乗っていれば肩こりが起こることはありません。しかしながら、デスクワークでの不自然な姿勢を長時間強制されたり、知らない間にたまったストレスなどで、左右の対称性が失われることがあります。
左右で高さや向きが変わってしまった結果、左右どちらかが引っ張られて、逆側は縮んだ状態となります。この時、引っ張られている方では、そのままでは筋肉などが千切れてしまうといけないので、自然に筋肉を固くして守る本能がはたらきます。
この防衛反応が長期間にわたって続くことで、無意識のうちに筋肉が硬くなり血行も悪くなることでコリは起こります。
改善のために必要なこと
今回の方の場合は、長時間のパソコン作業で頭の位置が本来よりも前に出ていました。さらにコピーやまとめたものを少しお尻を浮かせて自分の斜め右側に手を伸ばして置いていくという作業が多いことから、左右の非対称も起きていました。
腕の長さや向きが左右非対称になると、間接的に背骨を曲げてしまうので、頭が真っ直ぐに乗らなくなります。こういった遠因から頭痛やめまいを引き起こしていたと考えられます。
これらの要素を解消し、お身体をラクな状態に持っていくには緩めてから正してあげるという順番が大切になってきます。
改善の軌跡
まずは徹底的にお身体をゆるめていく必要がありました。そのためにもう少し詳しくお話を聞くと、しんどくなって会社を休むといけないので、帰ってすぐに食事とシャワーを早々に済ませて、寝転がったままスマホを見ながら気が付けば寝ているといった生活を過ごしているそうです。また休日も疲労回復のためにと、ほとんどベッドから出ずにゴロゴロして過ごされているそうです。
正直なところ、このような生活では、お身体もきちんと休養がとれません。健康の基本はきちんと寝る、食べる、動くのバランスに尽きます。
とは言うものの、まずはお身体がラクな状態になってからでないと、慣れた生活に変化を生み出すことは難しいですよね。
早速、筋肉の緊張を取り除く機械を当てて、緩んだ状態を作ってから、本当に軽い力でお首と背中の調整をさせていただきました。
お首の調整後からは、目が見えやすいといった感覚が出てきたそうで、初回は終了となりました。お身体に診せて欲しい場所が多かったので、翌週にもご予約をしていただきました。
2回目にご来院くださった時点で「この1週間鎮痛薬を飲んでいません」と教えて下さいました。お身体を診せていただくと、首と背中はずいぶんと真っ直ぐになっていまいたので、足元からもバランスを診せていただきました。
3回目も1週間後に診せてもらいました。
鎮痛薬は初診以来、飲んでいないとのこと。先週くらいから数人の同僚から「肌ツヤがきれいになってない?お化粧品変えたー?」と聞かれたそうでご本人さん大変喜んでおられました。
そこからは少しづつ感覚を空けてもらって、今では1ケ月に1回程度、全体のバランスを微調整しに来ていただきながら、ずっと快適に過ごされています。
好きなことを楽しめる時間ができた
今では繁忙期の時は、軽い肩こりと1回か2回は鎮痛薬を飲むこともあるそうですが、頭痛や目まいになることはなくなったそうです。普段は肩こりもほとんど気にならなくなったそうです。
会社を休まないといけないくらいしんどくなったらどうしよう…という不安がなくなったので、まず気持ちがかなりラクになられたそうです。当院に通っていただくようになってからは、1日もお休みされていないそうで、僕も嬉しく思います。
休日も自然に朝起きて、外に出たいなぁという気持ちが芽生えたそうです。以前から気になっていたお店にランチに行ってみたり、近所を60分ほどお散歩しながらカメラで撮影をして、帰ってからは大好きな読書も頭痛を気にせずできるようになったそうです。
平日も食べたいものを考えたり、お風呂もゆっくりと浸かるようになられました。今では休日にしたいことを考えながら働くので、平日のお仕事も楽しくできるようなったと喜んでいただいております。
この方のやさしい笑顔と責任感の強さは、きっとお勤め先にも必要なパワーだと思いますので、しんどくなることなく楽しくお勤めできるように当院もお手伝いできれば嬉しいなと思っております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎年のように繁忙期は鎮痛薬に頼って、半ば諦めているようなお悩み事でも、きちんとお身体のバランスが整えば改善するケースはあります。
今のお悩みは勝手に治らないと思い込んであきらめるより、改善できる可能性があるのかないのかを診てもらうだけでもいいので、治療を受けてみるというのもひとつの選択肢ではないでしょうか?
特にこの時期は税理士さんや塾・学校の先生なんかは繁忙期ですから、当院でもご相談が増えております。
みなさんのお身体がラクになりお仕事やプライベートがより充実するように、お手伝いさせていただきたいと思っております。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。今回の改善ストーリーがあなたのお役に立ちますことを願っております。
はぎの台整骨院
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