<いま知らないとヤバい!ホームセンター>中学生のグッデイ職場体験
「こんにちは~。」
秋らしい涼しさが感じられるようになった10月末、グッデイ姪浜店に福岡大学附属大濠中学校の2年生20人がやってきました。
この日は、グッデイが参加している「Fukuoka Smart City Community(以下FSC)」の企画で店舗での職場体験が実施されます。
テーマは『いま知らないとヤバい!ホームセンター』
労働者の不足、DX、災害、値上がり…
最近よく耳にするようになった私たちを取り巻く環境の変化。私たちの暮らしは時代とともに常に変化しています。
『いつでもお客様の暮らしに対応した店舗であること』を目指すグッデイは、そんな変化に対しても、これまでのホームセンターのやり方にとらわれないチャレンジを続けてきました。
そんなグッデイのお店のこと、会社のことを知ってもらうために、この職場体験では『いま知らないとヤバい!』と銘打った3つのコンテンツを体験していただきます。
講師を担うのは、”先輩”として抜擢された大濠高校の卒業生である店舗の社員1名と、ワークショップ企画・運営を担当している2名の計3名。
『今日はよろしくお願いします!』元気な挨拶とともに職場体験がスタートです!
【1】商品は約8万点!?大量の商品を管理・販売する仕事ってヤバい?
まずはお客様が入ることのない、販売商品が納入されるバックヤードからスタート。「8万点近い商品をどうやって管理しているの?」という質問に答えていきます。
「納品された段ボール箱やカゴにつけられたバーコードを専用端末でスキャンすることで、商品に間違いがなく、正しい数で納品されているかをチェックしています。」
納品された商品は売り場に。お客様に楽しんでもらえる、購入してもらうにはどんな売り場にしたらよいか、様々なデータや経験をもとに、スタッフが試行錯誤して行っています。
レジでお客様が商品を購入すると、その購入数もデータとして記録されます。
入荷数や販売実績など、様々なところで取得されたデータをもとに、商品の追加発注が自動で行われたり、よく売れた店のデータを分析して成功事例として他の店にも横展開したりしています。
「DX化が進む前は、商品の入荷時のチェックは専任の担当が長時間つきっきりで作業していました。
売り場作りは担当者の経験や勘に頼っていて、今から考えると『あの頃はヤバかった』。今はDX化、データ分析が進んで仕事が効率化されて、お客様の接客をする時間も増やせるようになりました。」
【2】近年増えていく災害 何もしないってヤバい?
グッデイは生活に必要な様々な商品を取り揃えるホームセンターとして、防災商品を販売する他にも防災への取り組みを行っています。
その一つが防災ワークショップ(過去の実施の様子はこちら)。
災害時の避難を想定して、避難する際に役立つ防災リュックを作るというワークショップです。グッデイの店舗で販売されている様々な商品の中から必要なものを選び、限られたリュックの中に何を入れればよいかを考えます。
二つ目のコンテンツではこのワークショップを体験していただきます。
今回の職場体験においての設定は
<災害初日の1日をグループ全員が生き延びる>!
グループで考えながら、店内をあちこち歩きまわってカートに商品を入れていきます。
「水は絶対にいるよね?」
「ヘルメットは?」
「懐中電灯はどこ?乾電池ついてる?」
「1日位ならご飯食べなくても大丈夫なんじゃない?」
「ケガの消毒は?」
「簡易トイレどこ?」
カートは様々な商品でいっぱいに。
リュックに入る量は限りがあります。グループで話し合って、厳選した3商品を決めて、最後に発表してもらいました。
皆さんが選んだのは、ラップ、簡易トイレ、消毒液、ペット用のうんち袋、消毒液…など。選んだ理由や使い道もしっかり考えていました。
「1日に必要な水の量は2リットル、調理も含めると3リットル。人間は水を飲まずにいると、3日で死ぬと言われています。
あと寒い時期などは体温を確保することが大事です。
防災アイテムは、自分や家族に必要なものを準備しておくことが大切。家で家族と考えてみて。」
講師から、防災リュックを作るうえでのアドバイスや、日常生活の延長線上に備えを取り入れることなどを説明しました。
【3】職人不足に資材上昇 住宅のリフォーム費用が上昇してヤバい!
三つ目のコンテンツで知ってもらうことは、私たちが暮らす「家」について。
長年住み続けていると劣化や破損が生じたり、子どもの成長や介護によってリフォームが必要になることがあります。
そのリフォーム費用が近年大幅に上昇しているそう。
理由は大工さんが不足していることと材料費の高騰。この問題は、費用面だけでなく、いざ必要な時にすぐ修理ができなかったり、修理に時間がかかるということにもつながります。
「だったら自分で家のことができたらいいよね。アメリカやヨーロッパなどでは、家の塗り替えやちょっとした修繕といったDIYは日常のことなんですよ。なので、今日は塗料の塗装体験をやってみましょう!」
ほとんどの生徒さんが塗装は初めてとのこと。
まずは今日使う水性塗料や塗るためのローラー、バケツなどの道具について説明します。
「売り場には、様々な塗料が売っており、どれを選べばいいかわからないと思うかもしれませんが、どんな場所に塗るのに向いているか、どのぐらいの範囲を塗れるかなど、缶に答えが書いてあるんです。」
順番に板に塗料を塗ってもらいます。
「DIYに失敗はありません。上手なDIYのやり方はあるけど、下手やダメはないんです。」
講師の言葉に背中を押され、恐る恐るローラを動かします。
塗っている最中は緊張半分といった感じで真剣な表情ですが、塗り終わるときれいに塗れたことで自然と笑顔に。
皆さん初めてにしてはとても上手に塗ることができました!
(塗装のテクニックについて詳しくはこちらの記事に)
職場体験の3つのコンテンツはこれで終了、続いては生徒の皆さんからの質問の時間です。
「グッデイに入るために必要な資格はありますか?」
にっこりとほほ笑んで社員が答えました。
「入るための資格は特にありません。私は『人が好き』と思っていただける人と一緒に働けたら嬉しいです。」
最後はグッデイキャラクターの店長にちなんだ「いいね!」ポーズで集合写真を撮影、職場体験は終了となりました。
この日、職場見学を迎えるまでに、生徒の皆さんは事前学習でグッデイについて学んできてくれました。
体験中もいろいろとメモを取っていて、この職場見学で『いま知らないとヤバい』グッデイについて色々知ってもらえたと思います。
ところでこの「ヤバい」という言葉、
だそう。
職場体験を終えた今、生徒の皆さんに
”こっちの"『グッデイってヤバいね』と思ってもらえていたら…
とっても嬉しいです。
※グッデイでは各店で地域の小学生や中学生の職場体験の受け入れを行っています(内容は異なります)。
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◆『“アナザー”グッデイ』ではグッデイの様々な取り組みを紹介しています。