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だれでもわかる!誰も教えてくれなかった『怒り』の仕組み
すぐに怒る人、あなたの周りにいませんか?
ちょっとした出来事で不機嫌になったり、普段の会話で突然大声を出す人。
もしかしたら、自分自身が家族や同僚に対して「どうして言うことを聞かないんだ」とイライラすることがあるかもしれません。
そう、怒りは私たちの生活に自然と存在する感情です。
普段の生活で、なぜいイライラするのか。
その仕組みを学ぶ機会はほとんどありません。
ですが、社会では「イライラは良くないこと」「抑えるべき感情」とされる風潮があります。
学ぶ機会もないのに「ダメ」と言われるのは、なんだか理不尽な気がするのは私だけでしょうか?
そこで、ここでは怒りが生まれる仕組みについて、シンプルに説明していきます。
どうしてイライラは生まれるのか
ここではイライラを『怒り』としてみていきましょう。
怒りは「喜怒哀楽」という感情の一つ。
誰にでも備わった大切な感情です。
ただ、その奥には別の感情が隠れていることが多く、氷山に例えられることもあります。
水面下に隠れた大きな氷のように、怒りの下にはたくさんの感情が隠れているのです。
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怒りの奥にある感情を「一次感情」と呼びます。
たとえば、不安、寂しさ、苦しさ、虚しさ、心配などです。
これらの感情が原因となって怒りが生まれるため、怒りは「二次感情」と言われます。
つまり、悲観的な気持ちが引き金となり怒りが表面に現れるのです。
怒りはどこから生まれるの?
はっきり言いましょう。
怒りを生み出しているのは自分です。
誰かや出来事が原因だと思うかもしれません。
ですが、実際には他人や出来事は「きっかけ」にすぎません。
自分の心の奥にある「一次感情」が怒りという形で表れるのです。
怒りを生み出すメカニズムは
①怒りは「一次感情」が原因で生まれる。
②自分が怒りを生み出している。他の人や出来事はキッカケにすぎない。
となります。
怒りのメカニズムを理解することで、心の負担もきっと軽くなります。
少なくとも「あいつが悪い」と他人のせいにすることが激減します。
イライラしたときは、他人や出来事にフォーカスする視点を「一次感情」に切り替えて、原因を見つけるところからはじましょう。
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