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「やろうと思えば、やれるのにやっていない」言葉の心理

こんな会話ありませんか?

普段の生活でこのような会話がないでしょうか?

①ジムに行き始めた話をしていたら「若い人は体力があっていいなぁ。おれはもう年だからいいよ。」と言われた。

②休日に遠出した話をすると「いいなー。私ももっと時間があればいけるのに。今は忙しくてさー。」と言われた。

③同僚の成功談を聞いて自分が「もっと勉強してれば、おれも色々な仕事が出来たのにな。」と発言した。


いかがでしょう。

どれも何気ない会話でありそうな受け答えではありませんか?

どれも「やろうと思えば、やれるのにやっていない」といった意味が込められています。

実は、この会話の中には「ある共通した心理」が隠れています。

一体どんな心理が隠れているのでしょうか。


あなたはどのように感じましたか?

先程の3つの会話の例は、どれも自慢話です。

自慢話とその話を聞いての返答の会話です。

相手の返答からは

①妬み、運動の拒否
②羨ましさ、
③悔しさ、過去への僻む

など『劣等感』が窺えます。


実はですね、この返答の中には『優越感』が隠れているのです 。



①②③の会話をよく見ると

①運動することに年齢は関係ないですよね?

②忙しくても時間がなくても遠出はできますよね?

③学歴がなくても様々な仕事に就くチャレンジは出来ますよね?


どれも『やろうと思えば、やれるのにやっていない』状態です。


やれるのに行動に移らないということは、

『やれば出来る』という未知の可能性の中で生きていたい心理が働いています。

つまりは自分を優秀な存在だと思いたい、『優越感』に浸りたい気持ちの表れです。 

誰でも自分はできる人間だと思いたいですよね?

そう思うことは自然な反応です。

逆にいうと行動して結果が出ることを怖がっていることにもなり、『劣等感』も含まれることにもなります。


まとめ

『優越感』と『劣等感』は対になっています。だれの中にも存在するものです。

会話の中で『やろうと思えば、やれるのにやっていない』発言がでたときは『優越感』が顔を出した証拠です。

『優越感』に浸りたくなった相手の気持ちを把握できれば、これ以上話を続けることで傷つけてしまうことがわかりますよね?

別の話題に切り替えてあげましょう。

また自分のときも同様です。

『やろうと思えば・・・』に気付いたときにはどっぷりと『優越感』に浸らせてあげてください。

自分はやればできると。


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