2025/1/25 林剛司の英語学習法2025 英米文学の原作とretold版の読み比べ(朝日カルチャーセンター・オンライン講座)

英語力を伸ばしたいという強い気持ちがあっても、モチベーションを維持し続けるのは簡単ではありません。多くの英語学習者が抱える課題です。長年英語教育に従事する林剛司さんは、自らの学習経験から、「英米文学の原作とretold版の読み比べ」を強く推奨しています。文学作品が持つ「言語の豊かさ」を味わいたいけれども、「どんな本を選べば良いのか?」そもそも「文学作品は難しすぎてハードルが高すぎるのでは?」という疑問が浮かぶ方も多いでしょう。
 そこで今回は、原作をより易しい言葉で書き換えた「retold版」に注目し、その魅力と学習効果についてご紹介します。ジェイン・オースティンの『Pride and Prejudice(傲慢と偏見)』や、アーサー・コナン・ドイルの『Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズ)』シリーズなど、誰もが一度は耳にしたことがあるような名作も、retold版なら辞書なしでストーリーの世界に没入できます。
 「retold版は原文のニュアンスが損なわれるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、熟練のライターが手がけた質の高いretold版は、原文の魅力を最大限に生かしたまま、学習者のレベルに合わせて丁寧に書き換えられています。難易度の高い作品に挑戦することも大切ですが、英語学習を長く続ける上で、retold版は文学作品への足掛かり(scaffolding)となる楽しい読み物と言えます。
 この講座では、さまざまなretold版を比較しながら、違いや特徴を詳しく解説します。同じ作品のretold版でも、作家や出版社によって、表現の仕方やストーリーの重点が異なることがあります。そんな細かい違いを見つけることで、英語の表現力の幅を広げることができます。(英語力にかかわらず気軽にご受講ください。英語の先生方の受講も歓迎します)
林剛司の英語学習法2025 英米文学の原作とretold版の読み比べ(オンライン) | 京都教室 | 朝日カルチャーセンター

いいなと思ったら応援しよう!