【コラム①】はじめての道東ひとり旅の衝撃
皆様は、道東へは行ったことありますか?
「まだ、行ったことないよ~」「行きたいよ~」っていう方は、下記の記事で道東の旅を一緒に楽しみましょう。
第10話から17話までで、道東の旅を疑似的に楽しめます。
引っ越ししてから初めての「道東ひとり旅」。
道東は「非日常な空間」
北海道初心者だった自分にとって、衝撃的なことが3つあった。
衝撃① 野生動物は突然飛び出してくる
日が沈み、暗くなる。前が見えにくくなってきたころに、シカが道路を横切る。
朝、明るくなりかけの頃、キツネが道路を横切る。
シカやキツネと目が合っても、走って、横切る。
道東は、野生動物横切り率が高めな気がする。
「動物が突然飛び出してくるかもしれない」という「かもしれない運転」のレパートリーを道東に来て追加した。
あらゆる動物にとっての「安全」を考慮して、運転しようと心の中で決めた。
衝撃② かつての駅舎や線路は積極的に再利用されている
今回の旅で、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の跡や国鉄相生線の跡に何度か立ち寄った。
足寄駅の名残がある「道の駅あしょろ銀河ホール21」。
カフェなどで再利用されている「訓子府駅」「北見相生駅」。
誰かの思い出が、形を変えて、誰かの思い出になろうとしている。
道東は積極的に思い出を再利用して、また思い出を作り出している。
駅の再利用を見て、「思い出は形を変えて、また思い出になる」ということを学べた。
衝撃③ 思ってたより知らなかったことが多い
最初は、弟子屈や北見には、摩周湖や玉ねぎがあるぐらいしか知らずに旅をした。
実際には、
足寄町→らわんぶきという大きなフキや、5色に変わる湖「オンネトー」がある。
弟子屈町→摩周湖だけでなく、湖畔掘れば温泉が出る屈斜路湖、酸性度の高い川湯温泉、硫黄臭香る硫黄山がある。
美幌町→美幌峠がある。美空ひばりさんの「美幌峠」の場所。
津別町→可愛くて甘い「クマヤキ」が食べれる。
訓子府町→「くんねっぷ」って読む。名物訓子府カツ丼を旧訓子府駅で食べれる。
置戸町→木のクラフト「オケクラフト」がある。
北見市→玉ねぎ以外にも「オホーツク北見塩焼きそば」「焼肉」がおいしい。「日本一」と「世界初」がある水族館もある。
上川町→9月でも層雲峡は寒い。そして、層雲峡の断崖絶壁は圧巻。
手を動かしても、知らないことでも、足を動かせば、知れることがたくさんある。
知らないことは、まだたくさんあるだろう。
どれぐらい知らないことがあるかもわからない。
ただ、ひたすらに足を動かす。
足を動かして「知らないことを知る」経験をたくさんする。
そうすれば、少なくとも自分の人生は変わってくる。
「思ってたより知らないことが多い」、そして、「知らないことを知るのは楽しい」っていうことを学べた旅だった。
旅の詳細は、下記記事からどうぞ。
平凡なサラリーマンは「北海道179市町村制覇」する過程で、何者になるのか?
そんなことは、まだわからない。でも、知らないことを知れる旅は楽しい。
これからも「安全」に旅し、「知らないことを知る旅」をしていきたい。