平野タツキ(Tatsuki Hirano)/好きな町を応援する北海道民

2020年9月転勤で札幌に来た26歳会社員が 北海道の179市町村巡り、どうなっていくのか?の物語を掲載中(毎週月曜配信) >>物語に出てきた場所はブログに掲載>>https://peraperahiranote.com

平野タツキ(Tatsuki Hirano)/好きな町を応援する北海道民

2020年9月転勤で札幌に来た26歳会社員が 北海道の179市町村巡り、どうなっていくのか?の物語を掲載中(毎週月曜配信) >>物語に出てきた場所はブログに掲載>>https://peraperahiranote.com

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  • 平凡な社会人が北海道の市町村をすべて制覇するとどう変わるか?

    転勤で北海道にやってきた平凡な社会人(平野タツキ)が北海道の179の市町村をすべて制覇するとどう変わるのか?を綴った物語。 北海道には何があるのか? すべての市町村を制覇することができるのか? 平凡な社会人はこの試される大地でどう変わっていくのか? 試される大地を平凡な社会人が自らの足を動かし、自らの手で語る人生の旅物語。

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【振り返り①】試される大地への最初の一歩(北海道転勤最初の1ヶ月の生き方)

「試される大地」それが北海道。 まだまだ可能性のある場所で、挑戦し、価値を生み出す大地。それが北海道。 2020年9月から始めた研究「ただの会社員が北海道179市町村を巡るとどう変わるのか?」の最初の1ヶ月を振り返ろうと思います。 「転勤で、縁もゆかりもない北海道にやってきて、すごく不安」 そうおもっていたころの自分と同じように思ってる人へのメッセージです。 少し長いですが、読んでもらえれば、うれしいです。 ◆改めて、自己紹介はじめましての人、はじめまして。平野タ

    • 札幌は、今日も雪 | #2000字のドラマ

      一日は、雪に埋まった車を救出することから始まる。 朝6時、気温は氷点下。 札幌の冬は、雪と寒さとの戦いの毎日。 こんな毎日の始まりを4年前は想像していなかった。 関西の大学を卒業し、就職。 社会という進む方向のわからないまるで砂漠のような世界を、3年半さまよい続けた。 「平野くん。来月から北海道に異動ね」 社会人3年目のある日、その時の上司から唐突に告げられた辞令。 北海道、北海道、北海道… 「北海道」の三文字で頭の中が埋め尽くされる。 関西で育った自分に

      • 予告:くしろ紀行編 次週より釧路編はじまります。 白糠→厚岸→浜中→釧路市→釧路町→標茶→鶴居→本別 一泊2日での旅のお話です。

        • 第20話 北海道当別町ーここはスウェーデンー

          God morgon 日本語でおはよう。 北海道でスウェーデンを味わえる場所がある。 それが、当別町。 北海道のスウェーデン、当別町。 ◆北海道のスウェーデン当別町は、札幌から車で1時間以内の場所にある。 そんな当別町には、スウェーデンヒルズと呼ばれる場所がある。 名前の通り、スウェーデンの雰囲気を漂わせた場所である。 この場所を訪れたスウェーデン人が「ストックホルムの郊外にそっくりだ!」と言ったきっかけに開発された場所である。 町並みも気候風土もスウェーデ

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        【振り返り①】試される大地への最初の一歩(北海道転勤最初の1ヶ月の生き方)

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        • 平凡な社会人が北海道の市町村をすべて制覇するとどう変わるか?
          20本

        記事

          第19話 北海道栗山町ー 一期一合 ー

          栗山のお酒をひとりで呑む。 ひとりで呑む酒にも、慣れてきた。 ひとりで呑む酒が、日常になった。 10年前、飲めなかった、お酒。 7年前、飲めるようになった、お酒。 5年前、みんなで飲んでいた、お酒。 1年前、ひとりで飲むことが多くなった、お酒。 自分も成長し、時代も変わる。 一期一合。人生の旅に、盃。 ◆北の大地に、日本の酒由仁から、栗山へ。 由仁で見た景色も秋っぽかったが、栗山は町の名前から秋である。 町名の由来はアイヌ語のヤムニウシ。栗の多いところの意だ

          第18話 北海道由仁町ー赤く染まる魔法の箒ー

          もし、魔法が使えたら? 誰しも、人生で一度は考えることだと思う。 ・会いたい人のもとに飛ぶ。 ・お金降らせる。 ・雨を晴れにする。 ・病気を治す。 ・楽をする。 ・自由になりたい。 人の「夢」とか、「欲望」「悩み」を叶える、解消するのに、「魔法」の存在を望む。 残念ながらこの世界では「魔法」は使えない。 でも、魔法がかかったような景色は存在する。 季節という魔法が、あなたの世界の色を変える。 ◆魔法で花畑は赤く染まる秋という魔法で、大地は赤く染まる。 春だった

          第18話 北海道由仁町ー赤く染まる魔法の箒ー

          【コラム①】はじめての道東ひとり旅の衝撃

          皆様は、道東へは行ったことありますか? 「まだ、行ったことないよ~」「行きたいよ~」っていう方は、下記の記事で道東の旅を一緒に楽しみましょう。 第10話から17話までで、道東の旅を疑似的に楽しめます。 引っ越ししてから初めての「道東ひとり旅」。 道東は「非日常な空間」 北海道初心者だった自分にとって、衝撃的なことが3つあった。 衝撃① 野生動物は突然飛び出してくる 日が沈み、暗くなる。前が見えにくくなってきたころに、シカが道路を横切る。 朝、明るくなりかけの頃

          【コラム①】はじめての道東ひとり旅の衝撃

          第17話 北海道上川町ー九月の雪ー

          9月、山が白くなる。 山の山頂に雪が降る。すこし早い冬が近くにやってきた。 ◆冬を目指す北見から玉ねぎ畑をみながらひたすら国道39号線を進む。 石北峠を越える。峠は9月なのにすでに気温は5℃ほど。 本州では、9月はまだ夏。 一方、ここではもう晩秋初冬である。 やっぱ北海道。最北の大地だ。 石北峠を下ると、層雲峡がある。 層雲峡(そううんきょう):北海道上川町にある峡谷である。大雪山国立公園に位置し、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続く。大雪山黒岳山麓にある層雲

          第16話 北海道北見市ーキツネとタヌキー

          自分を見つめる視線の中に、キツネの視線ではない視線を感じる。 この視線は、タヌキだ。 ◆キツネとタヌキ北見には、キタキツネと触れ合える日本で唯一の動物園「北きつね牧場」がある。 キタキツネが放し飼いされている。 のびのび走り回るキタキツネ のんびり昼寝をするキタキツネ 破壊的なかわいさ。なまらめんこい。 社会で生きる人たちの日々のストレスも、ここに行けば解消される。 キタキツネは、北海道を中心に生息していて、本州にいるキツネよりも少し大きい。 いたずらっ子も多

          第16話 北海道北見市ーキツネとタヌキー

          第15話 北海道置戸町ー人と、木と、オケトと、オケと、クラフトとー

          木を使ったものづくりは、この町を伝える。 木が育った土や空気、その木を加工するために使う道具。 ここ置戸町には、置戸の地域の営みと密接に結びつくオケクラフトがある。 オケクラフト 置戸(おけと)のオケ、桶のオケに、クラフトを合わせた言葉。 そんなオケクラフトに出会った。場所はオケクラフトセンター森林工芸館。 オケクラフトセンター森林工芸館は、置戸町の地域クラフトブランド「オケクラフト」の中心施設として、1988年に開設。 森林工芸館は、置戸町の社会教育施設として

          第15話 北海道置戸町ー人と、木と、オケトと、オケと、クラフトとー

          第14話 北海道訓子府町ーQ:この町の読み方は?ー

          北海道の地名は読むのが難しい地名が多い。 例えば、「訓子府」。 ◆”訓子府”なんて読む?14ヶ所目は”訓子府町”です。 訓子府町:メロンが有名。北見市に近いので、生活は北見市に依存している。 ・・・。 なんて読むのだろうか? 北海道には、読み方がわからない地名が多い。 北海道の地名の由来は、アイヌ語。 それを漢字に当てはめたもの。 例えば、「サッポロ」は「サッ・ポロ」(sat-poro、乾いた大きい)とする説や「サリ・ポロ・ペッ」(sari-poro-pet

          第14話 北海道訓子府町ーQ:この町の読み方は?ー

          第13話 北海道津別町ー愛らしく甘いクマー

          北海道の津別町には、食べれるクマがいる。 そいつは、可愛い。愛らしい。そして、甘い。 ◆甘いクマとの出会い そのクマがいたのは、津別町の道の駅「あいおい」。 釧路から網走方面へ続く国道240号線沿いにある道の駅。 この道の駅「あいおい」のすぐそばには、今は廃線廃駅になった相生線の終着駅「北見相生」が残っている。 昔、ここには鉄道が通っていた。今はない。 今、そこはカフェになっている。 でも、建屋は残り、カフェとして、一つの観光地として利用されている。 そんな「

          第13話 北海道津別町ー愛らしく甘いクマー

          第12話 北海道美幌町ーさいはての美幌峠に霧が降るー

          あなた忘れる 旅だけど 霧が心を まよわせる なにも見えない峠に立てば にくしみだけが遠ざかる ああ さいはての美幌峠に霧が降る ◆さいはての美幌峠に霧が降る屈斜路湖から美幌峠へ。 峠からの屈斜路湖。 。。。 『霧の摩周湖』の再来。『霧の屈斜路湖』 霧というよりは雲な気もする。(実際、風がかなり強かった。) 美空ひばりさんの『美幌峠』の一節に、 ああ さいはての美幌峠に霧が降る それが、実際に、目の前に再現されている。 なにも見えない峠に立てば にくしみだけ

          第12話 北海道美幌町ーさいはての美幌峠に霧が降るー

          第11話 北海道弟子屈町ーまぼろしのブルーー

          オンネトーでの疲れを癒すため、川湯温泉で一泊。 翌朝、摩周湖を目指す。 この旅の最大の目的は、「摩周ブルー」を見ること。 日本一の透明の湖。世界では、バイカル湖につぐ2番目に透明な湖。 約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖。 アイヌ語でカルデラ湖は「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」。 なお、摩周の由来はよくわかっていない。 摩周湖のほぼ中央部には、カムイシュ島と呼ばれる小島がある。 「カムイシュ」とはアイヌ語のカムイ+シ

          第11話 北海道弟子屈町ーまぼろしのブルーー

          第10話 北海道足寄町ー古代の海と原野の道ー

          警告。警告です。 準備なしで、”らわんぶき”と”オンネトー”を連続で観に行くのはやめましょう。 あなたの車が”新車”であれば、後悔します。 せめて遠回りで。急がば回れ、行きましょう。 ◆秋のあし摩周北見編開幕道東には、摩周湖という湖があります。 日本では一番、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖で、急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれる、”最高の青色”を見れるそうです。 青色大

          第10話 北海道足寄町ー古代の海と原野の道ー

          第9話 北海道南幌町ーwelcome to my houseー

          長沼からの帰り道に、南幌に寄った。何も調べずに、南幌に寄った。 「ハート&ハート」と書かれた看板と塔が見えたから、とりあえず寄ってみた。そこにあったのは温泉とあいすくりーむ屋さん。 温泉もあいすくりーむ屋さんも”あっとほーむさ”を感じる。 そして、どちらも少し「キャベツ」を主張する。 ◆長沼からの帰り道、南幌に寄ってみた。長沼のハイジ牧場からの帰路、南幌に寄った。 ↓長沼の記事はこちら↓ 元々は寄るつもりはなかったけども、「ハート&ハート」の看板が気になったので、

          第9話 北海道南幌町ーwelcome to my houseー