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第11話 北海道弟子屈町ーまぼろしのブルーー


オンネトーでの疲れを癒すため、川湯温泉で一泊。

翌朝、摩周湖を目指す。

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この旅の最大の目的は、「摩周ブルー」を見ること。

日本一の透明の湖。世界では、バイカル湖につぐ2番目に透明な湖。

約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖。

アイヌ語でカルデラ湖は「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」。

なお、摩周の由来はよくわかっていない。

摩周湖のほぼ中央部には、カムイシュ島と呼ばれる小島がある。

「カムイシュ」とはアイヌ語のカムイ+シュ(老婆)の意。

摩周湖は、神の湖。日本一、透明な湖。

そんな湖をぜひ、一目みたい。

翌朝、川湯温泉の旅館から摩周湖を目指す。

摩周湖への道をひたすら登ってゆく。

そして、たどり着いた。摩周湖。

これが摩周湖展望台からの景色。

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・・・。

なにも、なにも見えない。

ほんとに、ここに湖はあるのだろうか。。。

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ここはちゃんと摩周湖だそうだ。。。もう一度、湖があるだろうと思われる方向を見る。

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一面、白だった。白。

これは霧。濃霧。

どうやら摩周湖は霧が溜まりやすい。

『霧の摩周湖』という歌謡曲が存在するほどだ。

「摩周湖=霧、神秘の湖」のイメージもある。

神々しい湖の神秘性を”濃霧”がさらに高めている。

”濃霧”が”青”をまぼろしにした。

今回、摩周の青は見ることができなかった。

でも、『霧の摩周湖』を見れた。

『摩周ブルー』を見に、またここに来よう。

そう、心に誓い、次の目的地を目指す。


◆魅力の宝庫、弟子屈

摩周湖を目指す旅でしたが、摩周湖は霧の中。。。まぼろしの摩周ブルーとなってしまいました。

この摩周湖があるのが、北海道弟子屈町です。

弟子屈町:札幌から車で約5時間半。女満別空港からのレンタカーがおそらく最も早く着く。主要産業は観光と酪農。 摩周湖、屈斜路湖、摩周温泉、川湯温泉が主要観光地で全国から多くの観光客が訪れる。 本州からの移住者も多い。

摩周湖は見れなかったけども、弟子屈には、摩周湖以外にもすごいところがたくさんある。

たくさんありすぎて、たくさん行ったけども、まとめれる自信がない。。。(見れなかった摩周湖について、長々と書いたけども。。。)

今回は、たくさんある魅力的な場所の中から、”川湯温泉”について、少し紹介します。

◆刺激的、ピリピリ温泉

当初の予定では、摩周湖の青を眺めて1時間だったが、霧の中で1時間いたらなにか違う世界への扉を開けてしまいそうだったので、すぐに『霧の摩周湖』を後にして、再びの川湯温泉へ。朝風呂。

川湯温泉。酸性含硫黄硫酸塩・塩化物泉。

川湯温泉の一番の特徴はpHの低さ。約1.8。強い酸性である。

あまりに酸性がつよいため、シャンプーは泡立たず分離する。

殺菌作用があり、多少の切り傷はすぐに治るそう。

強い酸性のため、お肌よわよわのひとにとっては、少しきついかもしれないが、肌にくるピリピリ感と硫黄臭をぜひ感じてほしい。

朝風呂にしては、刺激的なお風呂だけども、これも良きです。

◆最後に

弟子屈町。

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摩周湖、川湯温泉、硫黄山、屈斜路湖。

ここは、魅力が多くて、そして、圧倒的な自然だった。

ここは、道東。札幌からも車で5時間以上かかる場所。

本格的な”試される大地”がここにある。

THE道東。弟子屈町。ありがとうございました。

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