「大人になるっておもしろい?」清水真砂子著👉教師,親にも✨違和感を大事に!おススメの一冊🎵
日常の心の中の小さなひっかかり…
自分らしく生きたいのに、難しい!その理由を言葉にしてくれたら、こんなにもすっきりした気分になるのか~と思いました!
◆集団生活がしんどい若い人
◆教職についている人や目指す人
◆親など子どもの保護者
◆運動の指導者
特に読んで欲しい一冊です!
・かわいいだけでいいのか?
・生意気のすすめ?
・けんかしないのは、そんなにいいこと?
・ひとりでいることでしか得られないことが多い?
・悩む、傷つく権利もある?
・人に言わない、秘密は秘密のままに!
・尊敬する人って?
この本の中で、立ち止まりしばらく考えさせられる言葉が多数ありました。
翻訳家、児童文学者の清水真砂子さんの代表的な訳書に「ゲド戦記」があります。ゲド戦記は、最初の部分しか読んだことがないのですが、美しい訳文が印象的でした。
この作品との関わりは特別だったようです。
一見、自由が保障されている日本で、若いころの私は窮屈さ、不自由さ、違和感を感じていました。海外に住んだ経験や、加齢がくれるプレゼントでもある図々しさから、どんどん吹っ切れて、今は自由に暮らしていますが…。
何の予定もない休日があると、踊り出したいほど嬉しい!(これは昔も今も同じ)
他の人は、予定がびっちり埋まったスケジュール帳を見て満足そうにしているのを見て、「あれ?」と思った時がありました。
学校生活では、「明るく元気なよい子」と目に入るところに大きく書かれているのを見て、何となく心地悪さが…💦
でも、そのうち周りと同じく大きな声で軍隊のように始業の挨拶するのに慣れていた。なぜなら、その方が楽だから。
この本にもう少し前に出会いたかった。
子どもだけでなく、子どもの周りにいる大人が是非読んでほしい!
コンプライアンスやルールを守るより、人として大事なことが時としてある!
そうそう!
何度も、心の中でうなづきながら読みました。
作中に紹介された絵本や宮沢賢治の本も次々と読んでみました。
ローズマリー・サトクリフ(イギリスの歴史小説家、児童文学作家)の言葉を引用されていたが、私もそうやって生きてきたし、若い人にそうやって生きていってほしい!
親の言いなりになるような生き方を、この現代でもしている人がいるのを見て正直驚きます。
なぜ、反抗しないのか?
自分を所有しよう、縛ろうとする人がいたら、どうして本気で戦わないのか?
とても不思議。
本当に大事なことだけは、親だろうと先生だろうと、「ハイハイ」と従っててはいけない時があると作者は言う。本当にそうです。
自由であるはずの現代に日本で、生きにくさを抱える人は、そのひっかかり、もやもやを打破する一つのきっかけになるかもしれない良著です。
今年も、まだ2か月たっていないのに素晴らしい本に出会えました!
子どものころのひとり時間、たっぷりありました。親はそれほど子どもにばかり時間を使っていませんでしたから。今のように親に土日ごとにイベントに連れまわされることも無かった時代。(確かに、楽しい祭りの連続みたいな休日では、自分と向き合う時間もなくなりますよね)
そういう時の自分と向き合う時間の満足感を知っていてよかったと思います。
今日もひとり時間を楽しみながら執筆しております!
10年ほど前のものですが、彼女が講演している動画を見つけました。
◆文化を育てるということ、
◆自分の頭で情報を取捨しながら判断すること、
◆自分の出来ることを粛々と続けることの意義、
◆日本のコンプライアンス妄信の問題点
などを穏やかな口調で、しかし熱い思いを持って語っておられる姿を、斜に構えるみたいな生き方をしてしまう人に見てもらいたい。
改めて、自分の仕事や生き方について、襟を正して行動していくことを考えさせられるような講演でした!
力強い講演です!是非、ご覧ください⤵⤵⤵
大人が子どもに強要するフレーズの「ごめんね」⇒「いいよ」の恐ろしい問題点にも触れています。
あの、「いいよ」と言っている時の子供のゆがんだ顔、見たことありますよね?
「ごめんね」と言わされた方の子供の顔も、見たことありますよね?
清水真砂子さん、かっこいい。
彼女のように年を重ねていきたいです!
戦い、抵抗をやめないで私も年を重ねよう!
老いては子に従え!?
👉従順な老人にはなりません~(^^)/
👉でも、柔軟な老人にはなりたいと思います~(^^♪
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はつみ|管理栄養士|プラントベースの栄養と料理@ベジ広間の縁側
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