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依存関係から離れる方法

こんにちは、破天荒ちゃんです。

今日は「この人といることが自分にとって良いことじゃないのは分かっているのに、離れたいけど離れられない‥」と依存的な関係になってしまう場合の対処法について書いていきたいと思います。

・彼といると楽しいと思う瞬間もあるけど、大半は苦しい思いばかり。友達にも「いい加減別れなよ」って言われたりするけど、どうしても離れられない。
・彼は浮気性だし、私以外にも女の子を取っ替え引っ替えしてるのも知ってる。私は私だけを見てくれる人と幸せになりたいのに、離れようとするといつも「本当の俺を分かってくれるのはお前だけ」って…嘘っぽいなと思いつつ、つい惑わされて別れようって言えないんです。

こんな思いを抱えた人に向けた内容になっています。
依存的な関係は、自分だけでなく相手も心の問題を抱えていることが多いので、お別れするにはだいぶ覚悟とエネルギーがいります。

今思えば私もなんであんな人が良かったんだろう?と不思議に思うくらい、心の闇が深い人とお付き合いしていたことがあります。
浮気は当たり前、私が気に入らない反応をすると不機嫌になる、彼の会いたいと言ったときに私に予定があって会えないと「じゃあもういいや。他の女と会うし」という最低発言‥
どう考えても『まぁ舐められたもんだな!今だったら速攻さよなら案件だな!』というような相手と付き合っていました。しかも3年近く。

でもそのときは彼が世界の中心。
彼が機嫌が悪くなったら私のせい。
私が他の女の人より劣るから彼が怒るのも当たり前。
私がもっと彼の好みになれば、いつか彼も私の想いに応えて変わってくれるに違いない‥
と健気な私は本気で思っていたのです。

ところがある日突然『あれ、私、この人いなくても生きていける。むしろいないほうが幸せだこりゃ』って気付いちゃったんです。本当に突然。その瞬間は何年も経った今でも忘れません。

彼の家から仕事に行く日の朝、一緒に交差点を渡るときに突然そう思って
「ごめん、もういいや。もう充分。今までありがとう。」
と彼に無表情で伝えました。
彼は唖然とした表情で「え‥?」と固まっていましたが「仕事に遅れるからここで!じゃあね!」と彼の返事も待たずにさっさと改札に向かいました。
その後彼から鬼のように電話やLINEが来ていましたが、何を見ても心は揺れません。
特に「やっと別れられた!やったー!」とか「彼との思い出があったのに辛い‥」とかも何もなく超淡々とした感情でした。

彼に別れを告げたのは本当に突然だったのですが、なぜそんな風に超さっぱりと別れを切り出せたのか、実はひっそりとやっていたことが振り返ればあの別れに繋がっていたんだなということを書いてみたいと思います。
同じように悩んでいる人のお力になれたら嬉しいです。

依存関係から離れるためにやったことその① 一人でも幸せそうに生きている女性のモデルを見つける

このときは確か女性起業家のYoutubeにハマっていて、毎日その人のYoutubeを見ていました。
その人は朝から晩までとんでもないエネルギーだな!と思う勢いで働いて、休みの日も会議とかして空いた時間で美容やお買い物にいって‥という生活を送っていました。
恋愛については多くを語らない人でしたが、とにかく毎日忙しく充実した生活をしている姿を見て、「こんなにも恋愛の比重低くても幸せそうなんだ‥本当か?」って興味深く(そしてちょっと疑り深く←失礼)見ていました。

その人以外にも恋愛の優先度低そうなのに充実した生活を送っていそうなYoutuberさんやエッセイストの人などモデルになりそうな人を見つけてはその人について調べていきました。

特にその人たちの考え方を徹底的に調べて「そうか!そんな生き方もあるのか!」と自分の中に恋愛がすべてじゃないという考えを取り入れていったんです。

最初は「絶対嘘。強がってるんだ」とか疑ってかかる意地の悪い自分も確かにいました。

でも、幸せそうな表情で笑う彼女たちの姿を見ていたら、嘘とか強がりとかもはや別にどっちでもいいと思い始めました。
周りからどう思われようと、自分の夢を持って一直線に生きるってシンプルにかっこいいな、と思うようになっていきました。

依存関係から離れるためにやったことその② あえて一人ですけど何か?という自分を作ってみる

当時付き合っている相手が最低だと自覚しながらも離れられないことの一つに、世間から一人って見られるのが怖いって思っていました。

休日のカフェで一人で過ごしてたら「あの子彼氏いないんだ、可哀想」って思われそう。
冬のイルミネーションの中一人で歩いてたら「一緒に歩いてくれる人もいないの?」ってカップルから思われそう。
って本気で不安に思っていました。

今思えば「そんなに他人はあなたに興味ありませんから!みんな自分のことで忙しいの!!」って過去の自分に言ってあげたいですが、その時は周りの目を気にしてビクビクしてばかりでした。

だから『可哀想って思われないためにも、どんなに最低でも彼氏は必要。
彼と別れちゃったら、もう誰とも付き合えないかもしれないし。』
と思って彼との関係を保とうと必死でした。

もうこれ、彼のこと全然好きじゃないですよね。客観的に見たら、周りからの見られ方のための小道具みたいな扱いですが、渦中にいると気付けません。
こういう建前もありつつも彼が好きだし一緒にいる、と思い込んでいます。

でもどこかで見かけた言葉に励まされるんです。
「いつまで女性が選ばれる側だと思っているの?選ばれなかったから一人なんて大間違い。あえて一人を選んでる女性だっているのよ。」
こんな主旨の言葉だったと思います。

これを見て「そうか!あえて一人を選ぶ」という選択肢もあるのか。
その選択をした自分だったらどう振る舞うのかやってみよう!とひらめきます。
カフェに行くときも街を歩いていても「あえて一人ですけど何か?」という気持ちを持ってみるんです。

そうすると不思議なことに、人からどう見られるかとビクビクしていた自分とは違って胸を張って堂々と歩けるんですよね。
どことなく足取りも軽く、自信が湧いてくるような不思議な感覚を味わいました。

これも今思い返せば、自分の中の前提を書き換える行動でした。
「選ばれない自分」という前提を採用せず、「あえて一人でいる自分」という前提を採用してみたんです。

最初は強がりでも良いんです。でも何度も何度も「あえて一人でいる自分」を選択している、と思っていると段々とその考えも馴染んでくるものです。

依存関係から離れるためにやったことその③ 彼がいない生活を想像する

彼に依存しまくっていたときは「彼がいない生活なんて想像するだけでイヤ!怖くて考えられない!」と考えることすら拒絶していました。

でも①や②で書いたことを続けていくうちに、彼がいない生活を思い描けるようになっていきました。
ただ、ここで意識的にしたいのは彼がいない生活のメリットをイメージするんです。
最初のうちは「彼がいなくなったら、毎日彼から来るのを待っていたLINEや電話もなくなっちゃうんだ‥一緒にいた思い出の場所も、一人で訪れたら胸が苦しくなるだろうし‥」
とデメリットばかりを思い描いていました。
そしたら当然ですが、やっぱり離れるのイヤ‥という結論に至っていました。
でも、『あれ、待てよ?逆に離れることによるメリットもあるのかな‥考えたことなかったけど考えてみよう』と思い至ります。

例えば彼に振り回されて心が不安定になって集中できてこなかった仕事。
彼に振り回されることがなくなれば、仕事に集中もできて成果も上がってお給料もあがっちゃうかも。お給料があれば好きな美容にもお金使えて、ますます綺麗になって素敵な男の人と出会えるかも?
とか、
彼が不機嫌になっちゃうから、と思って会えるかもわからないのに全部あけていた休日。
ここで新しい習い事とか始めて、新しい出会いがあったらもう彼に固執しなくてもいいかも?
とか。

基本新たな出会い探しをメリットに思い浮かべていたのは、その時はやっぱり全く一人になるのは怖かったから。
それでも今の彼よりはきっと良い人に出会えるだろうという想像ができるようになりました。そう、彼に固執する理由を潰していったのです。

まとめ

こうしてちょっとずつ彼から離れるための心の準備を自覚もないまま進めていった結果、ある日突然思いついたようにお別れを言い渡し、なんの未練もなくさよならするという珍妙な行動を意図せず行ってしまったわけです。

でもやっぱり何度振り返っても、この行動は大正解だったなと思います。過去の自分ありがとう状態です。

二人ともが依存関係に陥るタイプの場合、男性側もとにかく口がうまい。
自分から離れそうになったらすかさず同情を買い、相手のことをどれだけ愛しているか、自分のことを分かってくれるのは君だけだ、とあの手この手を使って引き留めようとしてきます。

彼にとっても死活問題だからそれはもう必死です。
「いや、お前浮気しとるやんけ」と今ならツッコミ必須ですが、自分は複数相手がいても、女性側は自分だけに深い愛情を向けてくれないと気が済まない、一人減っても心のダメージを受けなかったことにしたいから複数関係を持つ、と心が弱いが故にバリケードめちゃくちゃ張るタイプだったんだな、と今ならわかります。

この経験が決して無駄だったとは思いません。
でも長い時間をかけて向き合うべき相手だったのかと言うと答えはNoだと思います。
同じように苦しい思いをされている人がいたら、どうか早い段階で解散宣言できるようになってほしいなと思い、今回はこの記事を書きました。どうか力になれると幸いです。

その① 一人でも幸せそうに生きている女性のモデルを見つける
その② あえて一人ですけど何か?という自分を作ってみる
その③ 彼がいない生活を想像する

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少しでも皆様にとってよりよい人生の手助けになれたら幸いです。

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