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【#2 適応障害で休職】コミュニケーション不足の弊害は2つある

コミュニケーションがとれない弊害

以前の記事の中で、適応障害で休職する要因となる上司の課題をあげました。
今回はその第2弾です。今回も部下側の視点で書こうと思います。

コミュニケーションに支障がでるのは2つ

  • プライドの高さ

  • レスポンスの遅さ

まず、コミュニケーションの課題は大きな問題です。

量や質も不足して状況の理解や把握が遅くなり部下のストレスとなる。と言うのは以前も書いたところ。そこで今回はコミュニケーションに支障の出る項目について2つピックアップしてみました。

知っているだけで自分が感じるストレス強度も変わってくるので参考にしてみてください。


プライドが高い人

あまり良い意味ではイメージしないですよね。プライドの高さがコミュニケーションにどう関わってくるのかをざっと並べてみました。部下の目線でいくと厄介な項目ばかりです

  • 協調性の欠如
    他人との協力やチームワークを妨げることがあります。自分の方法を最善だと信じてしまうことで「他人の意見やアドバイスを受け入れない」などの弊害が出てきます。

  • 柔軟性の不足
    自分の方法や考え方に固執し、新しいアイデアや手段の模索、柔軟性が欠けることがあります。状況の変化や新しい状況に適応することを妨げてしまう可能性があります。

  • リスペクトが不足
    他人の意見や価値を十分に認めないため、人を見下す、一方通行の傾向があります。上司部下関係なく、相手を尊重できないと関係性を損なう要因にもなります。

  • 受け入れられない
    失敗や間違いを認めないため修正ができません。これは成長や改善の機会を逃すことにもつながります。

  • リーダーシップ
    他人よりも、自分の優越性を主張することに焦点を当てる傾向があります。権威主張や強引さが目立ちます。

  • 情報の共有の不足
    自分の知識や情報を他人と共有することを拒む傾向があります。周囲からは部分的にしか見えないなど、組織業務への影響を及ぼします。

  • 意思決定の障害
    自分の判断や決定を過信する傾向にあります。他人の意見やデータを適切に考慮しなかったり、聞き入れてくれないことがあります。

  • 対立
    他人や組織との対立や軋轢を引き起こす可能性があります。職場内の雰囲気や効率に悪影響を及ぼします。


自尊心を守ったり仕事に対する誇りや理念や信念を持つことは良いことです。しかしそれがあまりにも強すぎると上に並べたように多くの弊害が起こります。周りからみていても気持ちの良いものではありませんよね。

人間関係 上下関係の部分でもストレスになります。自分の上司や自分自身ははどうでしょうか。

レスポンスが遅い人

部下に対するレスポンスの遅さは信頼関係構築において大きな弊害になります。遅い人の特徴を並べてみました。
これなら、結果的にはいない方がよくない?という感じがしますね・・。

  • 時間管理の不備
    自分の時間をうまく管理できないと自分の仕事に追われます。周囲を見渡す余裕が生まれません。視点が自分中心になりがちです。

  • 判断
    検討を重ねる傾向や、常に更に上の立場判断を仰ぐ傾向があります。結果的に遅さを招きます。論外ですが優柔不断な人もいます。

  • チーム内の誤解や混乱
    反応が遅いと関係ないところでその理由に対しての想像が働きます。結果として周囲からの誤解や混乱が生じる可能性があります。

  • 効率の低下
    情報の受け渡しが滞り、業務プロセスの効率が低下する可能性があります。生産性の低下やコスト増加へ直結します。

レスポンスの遅さは、その立場に座っている意味すら疑われるレベルですよね。信頼関係は人間性の部分も大切ですが、業務の部分で構築しないと部下の立場で長く続けるのは難しいです。

部下からはボトルネックとしてみられ、組織全体の業務にも成果にも影響を及ぼしてしまいます。


まとめ

コミュニケーションは、情報共有や効果的なチームワーク、問題解決、意思決定など、ほぼ全てに影響を及ぼします。
これが取れていないとストレスが溜まり・・・になりますよね。

決して話すのが得意不得意だけで片付けるものでもないと思います。ぜひ参考にしてみてください。

仕事や働くことで困っている人、いろいろ話を聞いてみたい人、ビジネスマインドやメンタルヘルスの領域で困っている人 などなど。興味があればぜひご連絡ください。


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