【方法】仕事のストレスをマネジメントする
仕事のストレスのこと
当たり前ですが、ストレスとは心や身体に過剰な負担がかかっている状態のことをいいます。特に心にかかるストレスは目に見えにくいものが多いので、感じ方も捉え方も人それぞれです。僕たちは普通に生きているだけでもいろんなストレスを感じると思うのですが、特に仕事や職場でのストレスを感じるシーンが一番多いように思います。
ちなみに僕は、「仕事とは責任のあるものだからストレスを受けやすい」と結論づけています。本日はストレスがモチベーションになる話です。
職場のストレスのこと
まずはじめに、厚生労働省のサイトに労働者ストレスデータについてかいてあるのを見つけたので引用しておきます。太字
当然、職場で感じるストレスが高いか低いかには個人差があるし、このデータの信憑性はまた別。ですが、「労働環境には、なにかしらのストレッサーがある」ということは明白ですね。
※)ストレッサーとは、ストレスを起こすものやその原因を指します。
職場のストレッサーとストレス反応
ではストレス反応について話をする前によく聞くストレッサーとして代表的なやつをピックアップしました。
仕事内容・労働環境
金銭面
職場の人間関係
将来への不安
病気やケガ、健康・体力面
誰しも心当たりや聞いたことがある項目ばかりですね。そしてこのストレッサーの結果生じる→心身の不調や行動の変化のことをストレス反応と言います。
具体的にいうと、ストレッサーが「上司に何かを言われること」であれば「そのことを考えると下痢をしてしまう」などといった反応があることをストレス反応と言うわけです。ストレス反応(不調)を感じてからストレッサーの存在を認識する人も多いですね。
ストレス反応
では今度はこのストレス反応について。強度や反応の仕方は人それぞれで、まあ本当に様々な不調が身体に起こりえます。たとえばこんな感じです。
身体的な反応
胃痛、下痢、便秘、咳、腰痛、頭痛、肩こり、めまい、頭痛、貧血、不眠、息切れ心理的な反応
不安、いらいら、抑うつ気分、楽しくない、気力低下、集中力の低下、忘れっぽい、怒りっぽい、自信喪失など行動的な反応
過食、浪費、事故を引き起こす、作業ミス、遅刻や欠勤が増える、飲酒や喫煙量が増える
「ストレスで寝れない」「なんかイライラする」「ストレスで食べちゃった」などは、経験したことある人も多いはずです。ストレスは知らず知らずに受けているケースが多いことをまずは知っておきましょう。
でも仕事には逃げられないことや、向き合わなければいけないことがほとんどです。つづいてはストレスの向き合い方について。
捉え方でストレスは良い方向に変えられる
ストレスは、受け取り方、捉え方や向き合い方を変えるだけで良いストレスになることもあります。たとえば
成果や成績をだせていない
目標や夢に届いていない
期日が近い
人間関係を作れていない
技術や知識が足りない
こういった項目。この時点で、「しないといけない」「頑張らないと」などといった捉え方をすると自分を追い込みストレスになってしまいます。改めてこの項目だけ見ると、どこにも「ストレス」とは書いていません。ただの自分自身の課題なんですね。課題があることは自分がどうすべきかを示しているだけです。
成果や成績をだせていない
→今何が足りないのかを整理してみる。やるべきことを整理してみる目標や夢に届いていない
→達成した世界観を想像してみる期日が近い
→優先順位がはっきりしている人間関係を作れていない
→話してみると誤解がとけるかも
と言った形で、良い未来を考えてみたり冷静にすべきことを整理したり少し俯瞰して考える習慣をつけるようにするとあっという間に「良いストレス」に変換されてしまいます。このように自分を高めていく過程に、「良いストレスとして」良い刺激となり、行動がかわってきてモチベーションに変化していったりします。
ちなみに「ストレスに強い メンタルに強い」そんなものはないです。心は鍛えるものではなく、うまく向き合い管理していくものです。これについても近々書いていこうと思います。
まとめ
要は物事をどう捉えるか次第なんですね。捉え方一つで
良いストレス→モチベーションにかえてくれる
悪いストレス→不幸 不安な気持ちになる
ということです。これは、セルフコントロールやストレスマネジメントとしての考え方でもあるのですが、管理職や上司としてのマネジメントに活かしていきたい技法でもあります。
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