40後半のオッサンだが今更 globeのよさに嵌った。なんていうかある意味自分が到達というより、中継地として自分の角度から今、辿り着いたのが globeということに驚いている。絵も古典的な、また青春物の物語に影響されていたと思うし、globeを高貴と呼ぶのも差し支えない世の中だ。
こちらの絵、ちょっと顔つきを変えてみた。強めのラインから、優しめの、Charmingに変わったのだが、自分の絵を見分ける力の熟度も上がったことの表れだろうと思う。上手い、下手を言うと、顰蹙を買うかもしれないが、より、女性なら女性らしさを際立たせられるようになってきたと思うのです。
《籠められた命を見てほしい》、俺が女性の絵を描く本心はそれ以外にないと思う。人の命の美しさを表現したい、それを見てほしい、わかってほしい、きっとそれなんだ。祈りが通じてこの世界が、徐々にもっと素晴らしくなっていくような、そんな活動なのだ。命、代えがたいあなたのそれを大切にしたい。
僕が絵を描く理由、《美しいものを観てほしい》、純粋に、このことに尽きるんです。この変化の激しい今の時代、争いや、妬みによる足の引っ張り合いになりがちです。だからこそ美しいものを見てほしいと。その想いを、女性の絵で表現しています。そんな意味が、とても強いです。
この女性像は割とデッサンがしっかりできたものだと思っている。面白いことにデッサンさえしっかりできているなら、色んなフィルタを応用して緻密に加工してみても、様々な素敵な趣向を凝らすことができる。フィルタはスパイスの素でしかなく、そこから粗を生かしたり削ったりの研磨が待っているのだ。
時々やり抜いた絵の少女の、モノトーンを観るのが好きなんだね。出来た絵に、白黒のちょっと細工したフィルタをかけるとこうなる。また違った透明感ある女性が生まれる。自分の描いた女性に恋をする瞬間だ。 「美しければすべてよし」 《雪解けの薔薇と、ましろなこころ》Rose Garnet 画
ある本を読んでいる。読みながら思いついたのだが、俺の artist 活動は、創業期を終えたのかもしれない。いわゆる社会での花のデビューだ。そう想えた時、苦しみが遠のいていった。ここからは自分でつくりだした、社会に用意していただいた軌道に乗っていこう。チャンスを生かしていくんだよ✨