Yuki KATANO

アーティスト(芸術家)|表現者を生きる日々の断片をnoteに|美的共振を追求する現在形シュルレアリスト|種々様々な試行錯誤|幼少期に現代美術に出会ってからマイノリティーとして現在まで|静寂なる言葉や風景や音も大好物  https://lit.link/yukiiiikata

Yuki KATANO

アーティスト(芸術家)|表現者を生きる日々の断片をnoteに|美的共振を追求する現在形シュルレアリスト|種々様々な試行錯誤|幼少期に現代美術に出会ってからマイノリティーとして現在まで|静寂なる言葉や風景や音も大好物  https://lit.link/yukiiiikata

最近の記事

空疎に響く秋 内界への扉がひらく

第33週 11月17日〜11月23日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、凍りついた空虚な風景を観よ。と成長のイメージとは、少し違う方向性が提示されているかのようです。しかし、これからのあなたを形づくる上で、枯れゆくものを観て、再生してゆくのだ。というメッセージが大いに隠されているように感じました。 では、読み解いてまいります。 *        こうして初めて外界を感じる   わたしの心とは離れ目睹する世界は

    • お財布

      お財布にはピンとしたお札を入れている。 小銭はなるべくつくらないようにしている。 なぜなら、わたしはミニマリストだから。 できるだけ少ないモノで暮らす。 真に必要なものだけに囲まれて、心豊かに生きる。 それが、わたしのポリシーなのです。 断捨離に目覚めたのは数年前のこと。片づけをしていると、なぜか気持ちがざわざわすることに気づいたんです。家の中には、もう使わない制作道具や材料などが溢れていて、これからの創作のためと言い訳をしたところで、実際にはもう、わたしをワクワクさせ

      • 不条理の中でこそ わたしのチカラを使う

        第32週 11月10日〜11月16日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、自らにチカラがついてきていることを前提にして、そのチカラで世界に対して貢献してゆきなさい。そうすれば、あなたというものが何であるのかを知ることができるのだ。というメッセージです。では、どのような心持ちでのぞんでいったらよいのか、整理が必要かもしれませんね。 では、読み解いてまいりましょう。 *        自らの力が結実する   自らを

        • あいまいな感覚から何を感じ 何を遺すか

          第31週 11月3日〜11月9日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、人間の業というか、日々の暮らしのなかから何を遺してゆくのか。という問いです。思考し感情を通して意志となる。その意志にもとづいて、あなたは、何を表現してゆくのでしょう。 今を確かめてゆく季節なのかもしれません。 では、読み解いてまいります。 *        心の深みからの光が   眩しきものとなり輝きを放つ   それは生きる意志となり   あ

        マガジン

        • シュタイナーの暦
          52本
        • 素性
          5本
        • 表現への不安について
          5本
        • アートと思想について
          3本
        • 個展プロセス
          7本

        記事

          静かなる目覚め 無時間性の秋

          第30週 10月27日〜11月2日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、心が静かになるであろう秋。ということで、身体・心・精神というシュタイナー思想の根幹について考察していきます。心→精神、精神→心といった循環についてです。そして、とぎれなく永劫的な循環の中で無限に変化する今とは?非常に美しい概念であるのです。 では、読み解いてまいりましょう。 *       心の陽光によって芽生えた   思考が熟され実る   

          静かなる目覚め 無時間性の秋

          こういうことだったのか に気づきはじめる秋

          第29週 10月20日〜10月26日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、さまざまなギフトとも呼ばれるような体験を活かしてゆくために、自らの思考による解釈力が求められているようです。起きている出来事に対して、よりフラットに観察し、洞察し、熟成させ、信念に展開してゆくヒントが隠されていると感じました。 では、読み解いてまいりましょう。 *        思考が輝きを放ち   心の奥で照らし出され   体験が意味づ

          こういうことだったのか に気づきはじめる秋

          プラナーが写す プラーナ

          ここ最近、 新しい世界をみることができるようになりました。 ついにマインドフルネス瞑想でスピリチュアルな目覚めを体得することができました。というご報告ではなく “プラナー”の話です。 プラナーとは、目に見えない生命のエネルギーのこと…サンスクリット語で“生命力”や“エネルギー”を意味する言葉です。 スミマセン、それは、“プラーナ”ですね。少し違います…。 あらためて今回は“プラナー”の話です。 カメラ好きのあなたなら、何をもったいぶった書き出しなのだと、イライラい

          プラナーが写す プラーナ

          思考の放射光線で ふたたび羽ばたく

          第28週 10月13日〜10月19日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週も、「もう、自分のアタマで考えられるようになったでしょ?」に加え、「じゃあ、自分のコトバで発信してみようか?」と、さらにハードルが高くなっていきます…。自らの“翼”を信じて、羽ばたいてみよ!と…。秋なのに心は、春の巣立ちのごとく。 では、読み解いてまいります。 *        わたしの中の活力を取りもどし   自らの存在の広大さを感じる  

          思考の放射光線で ふたたび羽ばたく

          澄みきった日に 自分のアタマで考える

          第27週 10月6日〜10月12日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、「もう、自分のアタマで考えられるようになってきた?」と、いきなり先生のハードルが高くなってきました…。知識や経験が積み重なってくると人に頼らず、自分の意志だけで進んで行ける!という気分にもなってきますよね。でも、あせらず、ここまでの道のりと、その先の地図をみなおすことも必要なのでしょうね。 では、読み解いてまいります。 *        わ

          澄みきった日に 自分のアタマで考える

          母なる自然よ わたしはそれを担います

          第24週の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、あなたの意志のなかに、母なる自然、大地、地球を担ってゆきなさいというメッセージです。調和に向け、思考と意志が働き、確実な自己感情が育ち、自分自身を確固たるものへと変容させてゆくのでしょう。時代的に戦いの剣はさやに納め、強き想いをもって浄化への道を探ってみてもいいのではないでしょうか? では、読み解いてまいります。 *        大天使ミカエルの声   母なる自

          母なる自然よ わたしはそれを担います

          わたしを取りもどし わたしを辿ろう

          第23週 9月22日〜9月28日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、自分を取りもどす、わたしが、わたしになる、ことで心が目覚めるのだというメッセージです。ここまでも内的な自己探索について示されてきました。目的に向かって、自分に与えられた情熱なようなものを成熟に向けていかに注ぎ込んでゆくのか? 未来が少しずつ開けてくる感覚をあじわってみましょう。 では、読み解いてまいります。 *        自分を取りもどす

          わたしを取りもどし わたしを辿ろう

          与えられたもので自分を担い 覚悟して進む

          第23週 9月15日〜9月21日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、夏から秋へと本格的に向かってゆく“うつろい”のイメージが促されています。なぜなら、あなたがその地図をもっていないと道に迷ってしまうから…。では、自らの道を、自分の意志を持って歩んでゆくにはどうしたらよいのでしょうか? では、読み解いてまいります。 *        心は表現をくりかえしながら   自分を自覚する   大いなるもののチカラは  

          与えられたもので自分を担い 覚悟して進む

          季節のヴェールに 永き眠りをうかがう

          第23週 9月8日〜9月14日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週。シュタイナーの“こよみ”では秋に突入です。季節の変わるタイミングで一年の循環や長い人生を俯瞰してみるとよいのかもしれません。気は早いですが、“冬に向かう秋の視点”で考察すべきヒントが、今週のメッセージのように感じられます。 では、読み解いてまいりましょう。 *        秋がきた   感覚はさらに発見を求め   明瞭な導きへと交じえる   

          季節のヴェールに 永き眠りをうかがう

          先生から叱られる

          あなたは、写真教室に行ったことがありますか? そこには、やさしい先生がいて、生徒一人ひとりの実力に合わせて、レンズの選び方やカメラの設定、構図のとり方や現像の仕方まで、手取り足取り丁寧に教えてくれるのです。 しかし残念ながら、わたしは、そういった教室に出入りしたことはなく、そのようなやさしさに触れたことがありません。 カメラオタクの知り合いに強引に教えてもらったり、たまに仕事で一緒になる職人気質のフォトグラファーさんと仲良くして、度々テクニックをご教授いただいたりして、

          先生から叱られる

          わたしに気づく 光の二重性

          第22週 9月1日〜9月7日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、いよいよ、朝晩はひんやりとし、太陽のチカラもなんとなく弱まってくる季節ですね。そのようなタイミングで、太陽の光と反比例するかのように自分の内面の光について意識せよ!というメッセージがやってきました。あなたの心の光は何を掴んでゆくのでしょうか? では、読み解いてまいりましょう。 *          彼方からの光は   内面で脈々と輝き続けている

          わたしに気づく 光の二重性

          超えて含む 実りを感じる 秋はそこ

          第21週 8月25日〜8月31日の記憶。 それを探る試みです。  一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、残暑まっさかりですが、秋の香りが漂ってきて、なんとなく“終わりの季節”に向かってゆく気分になるかもしれません。しかしです、収穫はまだ先のこと。まだまだこれからのことを考え、計画し実行に移してゆかなければならないのです。そのためのヒントを探ってまいしましょう。 では、読み解いてまいります。 *      見当がつかない実りを感じます   そのチカ

          超えて含む 実りを感じる 秋はそこ