Yuki KATANO

アーティスト|表現者を生きる日々の断片をnoteに|美的共振を追求する現在形シュルレア…

Yuki KATANO

アーティスト|表現者を生きる日々の断片をnoteに|美的共振を追求する現在形シュルレアリスト|種々様々な試行錯誤|幼少期に現代美術に出会ってからマイノリティーとして現在まで|静寂感のある言葉や音や風景も大好物  https://lit.link/yukiiiikata

最近の記事

与えられたもので自分を担い 覚悟して進む

第23週 9月15日〜9月21日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、夏から秋へと本格的に向かってゆく“うつろい”のイメージが促されています。なぜなら、あなたがその地図をもっていないと道に迷ってしまうから…。では、自らの道を、自分の意志を持って歩んでゆくにはどうしたらよいのでしょうか? では、読み解いてまいります。 *        心は表現をくりかえしながら   自分を自覚する   大いなるもののチカラは  

    • 季節のヴェールに 永き眠りをうかがう

      第23週 9月8日〜9月14日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週。シュタイナーの“こよみ”では秋に突入です。季節の変わるタイミングで一年の循環や長い人生を俯瞰してみるとよいのかもしれません。気は早いですが、“冬に向かう秋の視点”で考察すべきヒントが、今週のメッセージのように感じられます。 では、読み解いてまいりましょう。 *        秋がきた   感覚はさらに発見を求め   明瞭な導きへと交じえる   

      • 先生から叱られる

        あなたは、写真教室に行ったことがありますか? そこには、やさしい先生がいて、生徒一人ひとりの実力に合わせて、レンズの選び方やカメラの設定、構図のとり方や現像の仕方まで、手取り足取り丁寧に教えてくれるのです。 しかし残念ながら、わたしは、そういった教室に出入りしたことはなく、そのようなやさしさに触れたことがありません。 カメラオタクの知り合いに強引に教えてもらったり、たまに仕事で一緒になる職人気質のフォトグラファーさんと仲良くして、度々テクニックをご教授いただいたりして、

        • わたしに気づく 光の二重性

          第22週 9月1日〜9月7日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、いよいよ、朝晩はひんやりとし、太陽のチカラもなんとなく弱まってくる季節ですね。そのようなタイミングで、太陽の光と反比例するかのように自分の内面の光について意識せよ!というメッセージがやってきました。あなたの心の光は何を掴んでゆくのでしょうか? では、読み解いてまいりましょう。 *          彼方からの光は   内面で脈々と輝き続けている

        与えられたもので自分を担い 覚悟して進む

        マガジン

        • シュタイナーの暦
          51本
        • 素性
          3本
        • 表現への不安について
          5本
        • アートと思想について
          3本
        • 個展プロセス
          7本

        記事

          超えて含む 実りを感じる 秋はそこ

          第21週 8月25日〜8月31日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、残暑まっさかりですが、秋の香りが漂ってきて、なんとなく“終わりの季節”に向かってゆく気分になるかもしれません。しかしです、収穫はまだ先のこと。まだまだこれからのことを考え、計画し実行に移してゆかなければならないのです。そのためのヒントを探ってまいしましょう。 では、読み解いてまいります。 *      見当がつかない実りを感じます   そのチカ

          超えて含む 実りを感じる 秋はそこ

          あなたがいるから この世界はある

          第20週 8月18日〜8月24日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、本来、人は自然から生まれ、自然に還ってゆくものと信じています。ですがその旅の途中。いったい、この地球上で何を考え、何をしているというのでしょうか?純粋なる“わたしの存在”の責任を感じるべく、自然の中に自分を映していけよ!と念を押されているような感じです。 では、読み解いてまいりましょう。 *      授かりの候、はじめて「わたしの存在」を感じ

          あなたがいるから この世界はある

          混ぜるな危険

          感覚は非情だ… 最近、ある食べ物にハマッています。 いわゆる“病みつき”というやつ。これには理由がありまして、わたしは今ダイエットをしていまして、口寂しいときに何を食すか?というのは大きな課題であり、天敵といわれる糖質をさけ、コンビニなどで手軽に購入でき、そこそこ満足感がえられるものを探していました。 そこで、登場してきたのが“ミンティア”です。あなたも一度ぐらいは口にしたことがあるでしょう。あの、小さくてカロリーが低く、清涼感があるタブレットです。あまりにも暑い日が続

          混ぜるな危険

          偶然を必然に変え 自分にかえろう

          第19週 8月11日〜8月17日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、自分の内にある力を目覚めさせよ!成長させよ!という願いが伝わってくるメッセージです。一方、理解しにくい神秘的に授かったものという、漠然とした前提条件みたいなものについて考察してみました。 では、読み解いてまいりましょう。 *      新たに神秘的に授かったものを   記憶と包みこむことで   努力のさらなる標となるだろう   独自性を強めなが

          偶然を必然に変え 自分にかえろう

          一節のコトバが ふさわしくかえる

          第18週 8月4日〜8月10日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、みえない“贈り物”。詞は一節にすぎない。自分自身がみえない衣服のようなものをまとうために、それを統合してゆくのだと促されます。理解が深まるよう、“唯識”に絡めて考察してまいります。 では、読み解いてまいりましょう。 *      心を郭大できるのか?   受けとった詞の芽は一節にすぎない   これで啓を受け取ることができるだろうか?   わたしは

          一節のコトバが ふさわしくかえる

          準備をととのえ 奥深きところへ向かおう

          第17週 7月28日〜8月3日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、みえない“贈り物”。詞に耳を澄ませと促されます。感性と心をつなぐためには、自分自身が対話体質に進化しているかどうかが問われます。その準備運動ができているか?チェックしてみてくださいませ。 では、読み解いてまいりましょう。 *      “宙の詞”が語りかける   感性を開き奥深へと導く準備はととのったと   心の深層をみたし   広大無辺たる

          準備をととのえ 奥深きところへ向かおう

          季節の贈りものは 届きましたか

          第16週 7月21日〜7月27日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、あなたが目にはみえない“贈り物”をしかと受け取り、それを秘めておけ!と告げられます。次なる展開への序章でもあるかのようなメッセージですが、子どもにもどって昆虫採集とか、いかがでしょう? では、読み解いてまいります。 *      内なる辺境からのギフトを大切に秘めよ    輪廻のわたしの決めごと   大いなるものからの結晶    心の地平に実を

          季節の贈りものは 届きましたか

          すべてが輝いている そんな時こそご用心

          第15週 7月14日〜7月20日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、マインドフルな生活にも慣れがきて、日々の“?感覚”が弱まってませんかという問いかけです。世界が輝いてみえる時こそ、本質への扉を自らの学びで開いて感覚していきましょう。 では、読み解いてまいります。 *      まるで呪文にかけられ   俗界の光で織りこまれた心膜では   真率な感覚がぶれてしまう      生命の本質を包みこむ膜は   備わっ

          すべてが輝いている そんな時こそご用心

          思考はキラメキの感覚を 夢見ている

          第14週 7月7日〜7月13日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週も、引き続き、感じろ!感覚せよ!と迫ってきます。思考は、観察し洞察し感覚のすえに向こうから歩みよってくるものなのだと、だから、あせらず、感覚すればよいのだ!といわれている気がします。 感覚の質を上げていきましょう! では、読み解いてまいります。 *         感覚からのメッセージに委ねていると   自らの衝動は消えていった   思考がぼんやり

          思考はキラメキの感覚を 夢見ている

          季節に潜む 全体性への気配

          第13週 6月30日〜7月6日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、先週に引き続き、感じろ!感覚せよ!と迫ってきます。そういう季節だろ!ということなのでしょう。さらに、それらを言語化してみてと促されます。なぜなら、それらは全体性へとつながる未来への道筋だから!という強いメッセージを感じました。 では、読み解いてまいりましょう。 *       そして、感覚の高みにのぼろう     却りて心の低き奥底

          季節に潜む 全体性への気配

          雨の日に 美しき愉しみを

          第12週 6月24日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、何故か24日の“ヨハネ祭”シバリです。そこに何かが潜んでいるかもと考じました。日本では馴染みのないヨハネ祭ですが、洗礼→水→梅雨→全体性と、やや強引ではありますがヒントを深掘りしてみました。 では、読み解いてまいります。 *      ヨハネ祭の情景   美しき世界の輝きは   心の奥底ですべてとつながろうとする   私のなかの大いなるものの力を解き放つ

          雨の日に 美しき愉しみを

          感じながら 生きるために

          第11週 6月16日〜6月23日の記憶。 それを探る試みです。 一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。 今週は、考えるな。感じろ!です。そして、感じるためにどのような修行が必要になるのかを自分自身で探り当てよ!というメッセージです。 では、読み解いてまいりましょう。 *   夏光が降りそそぐ時に   洞察を働かせることを学ぶ:   世界が美しさに充ちていることに任せ、   本当の私を感じながら生きるために:   人間中心的な考えを撤回し   大いなるものの

          感じながら 生きるために