あの本を読んでから、「予算削減」「民営化」というものは安易に褒められるもんじゃないなと考えるようになったけど、そういや郵便の方も保険が酷い有り様だったことを思い出す。国の監視があってもああいうのが横行する。ただ、政治家もコストカットから逃れられないんだろうなぁ、とも。難しいね。

今読んでる本、めちゃくちゃ気分が重たくなる……。『HIRED』(原題)というイギリスの労働環境についてのルポだけど、たぶん日本はこれに近いか、一部これになりつつあるんだろうなぁ、と。人間、「見えない世界」を理解できなかったり、冷たくなってしまうのは避けにくいのかもしれない。