つい先日、時間とかいろんなことを気にすることなく、ただただひたすらに村上春樹を読みたいなぁと思いました。昼夜関係なくひたすらに村上春樹。 すごく幸せだろうなぁと思います。 この本は特にそんなことを感じさせてくれました。 『深い哀しみにはいつもいささかの滑稽さが含まれている。』
とても“尊い”本でした。 『私たちは、伝えることで自分が必要なものを手に入れたい。だから話をするのです。』 『その人を好きにはなれないかもしれない、でも理解することはできると思うのです。』 もっと自分に、もっと相手に、寄り添える人になりたいなぁと思いました。 まだまだです。
本当に素敵なお話です。 訳者のあとがきに書かれています。 「夢を諦めずにその夢を生きることがいかに大切であるかを、この本は私達に教えてくれるのではないでしょうか。」 『夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。それは失敗するのではないかという恐れだ。』 お勧めです。