息子の出家に取り乱す明子様。三条天皇の策に嵌る道長さん。娍子立后の儀に実資さん他数人しか参加しませんでした。三条天皇は妍子様の元へは渡りません。まひろさんが源氏の雲隠を書き里帰りした夜、道長さんは病に倒れ宇治に療養します。まひろさんと道長さんが生きる為の物語が再び始まりました。
日比野は困惑していた。どうも誰かに見張られている気がする。クスクス笑われているような声も聞こえる。ま、まさか、誰かが俺の日常を書いて公開でもしているのでは… こうしちゃいられない。早くなんとかせねば。 日比野はある場所へ走った! 「あ、あのマネキンが着ている服まるごとください!」