直木賞作家馳星周の「黄金旅程」を読み終え、年甲斐もなくに感動に浸った。特にエゴンウレアの中日新聞杯には各自の思いが交錯し、私まで緊張した。そして行き先をなくした引退馬のために養老牧場を拡大したいとする主人公の覚悟、これには自分にも何かできないだろうかと考えさせられた。