読んでばっか_江國香織 ・小説にも人生にも意図や計算では行けない場所がある ・美しい無駄をふんだんに盛り込んだ文章は、ごくごく飲みたいくらいおもしろい ・メニューを読むことは喜びであり哀しみである。かつて生きていたものたちの命の羅列、一度食事をする度に一つ死に近づく私たち自身の生