街の所々で見かけた薔薇。 この頃は紫陽花に変わりだす。 この街ではこことここに薔薇の家。 あっことあっこに紫陽花。 自分の家の花ではないのだが、 通りすがら観れるそんな花マップが、 父や母、私の間で出来上がって共有されていく。 「自然界は誰のものでもない」、そんな言葉を思い出す。