昨日の読書記録。 若松英輔『考える教室』第二章。 「他人が20年かけて考えたことは、私たちも20年かけて考えてみる必要がある」というのは身につまされますね。頭の良い過去の哲学者たちが20年かけて出した結論。私が1時間文字を読んだだけでは、ほんとうの意味で学んだことにはならない。
昨日の読書記録。 若松英輔『考える教室』第四章。 『共同幻想論』著者である吉本隆明について。彼は人間を信頼して、誰とでもよく対話をしたそうです。 “嫌いな人が大切なことを教えてくれることは少なくありません。でも、そのことを認めるのは大変勇気のいることです。”
昨日の読書記録。 若松英輔『考える教室』読み始め。 プラトン、ルネ・デカルト、ハンナ・アーレント、吉本隆明という四人の哲学者たち。彼らの著作を題材として「考える」ことを説く。そんな本です。 第一章はプラトン。曰く「対話」とは「二者の間に何かが顕現するのを準備すること」であると。
昨日の読書記録。 若松英輔『考える教室』第三章。 ハンナ・アーレント。女性哲学者とは珍しいですね。「労働」と「仕事」の違いについても勉強になりました。本章後半で紹介されるブッシュ孝子さんの詩『白い木馬』が強く印象に残りました。