去ろうとする相手の腕をつかんで引き止めるシーン。韓ドラでよく見る。このままグルンと回して抱きしめたり、後ろから抱きしめたり。このムヨンは引き止めたけど、どうしたいか分からなくて手を離してしまう。自分で自分に戸惑っている手だけの演技が素晴らしい。目も手も、口ほどにものを言わせる人。
味方を探す旅だろうか、生きてるってのは。自分を(ほぼ)全面的に受け入れてくれる誰か=味方がいればなんとかやっていける気がする。友だちも気の合う同僚も配偶者や子どもでさえも、時には争い事もあるけど、それも含めて私の味方をしてくれる人生のメンバー。おかしな奴だな、と思われてたとしても
韓ドラ秋のキス祭り。いま1番美しいキスをする男=ソイングクの「空から降る一億の星」。唇がキス用なのか?というくらいきれいな形。切ない目と危うい行動のムヨン。そっちに行ったらあかんで!まっすぐ生きて!と思うけれど。ひとすじの光のようなジンガンとの恋が彼を照らせばいいけれど。
なんて眼をするんだ、ソイングク。「ショッピング王ルイ」のときのニコニコ可愛い男の子から「空から降る一億の星」の誰のことも好きにならないようなムヨンの瞳。背筋が寒くなるような危うさを感じるのに、目が離せない。今は早くその圧倒的な孤独な眼の中に、愛が宿る瞬間を見たい。
お母さん、最近やさしいよな?と子ども2人が話していた。君たち、それは韓ドラのおかげだよ。私の毎日にも楽しいことがたくさんある、と思わせてくれる韓ドラ。架空のストーリーたちが私をあたためて、それで人に優しくできるのなら、なんてありがたい。人が人を想う姿を描き出すドラマに救われている
ソイングク。こんな〝陰〟の演技ができる人だったのか。彼の明るい笑顔が見たい、と思いながらも切ない演技に惹かれる。笑顔であってもその先が明るいとは限らないと滲む〝陰〟。私生活で兵役のとき批判され、一時は引退も考えたという彼。その陰が出ているとしたら、なんと演技の世界は過酷なのだろう
ちょ待てよ、といえばキムタク。彼が演じた「空から降る一億の星」リメイク版のソイングク。目の演技がすごい。自分の気持ちがわかってない、なのにこの気になる気持ちはどこからわいてくるんだ、と自分を確かめるために告白してしまう。他人の気持ちがわからないあなたを哀れむ、と言われ動揺した顔
「空から降る一億の星」父を奪った人の1番大切な人を奪う、という復讐に見えた。ジンガンに愛を教えたのはお前だよ、と言われても、わかんないよ、と言うしかないムヨンが悲しかった。そりゃ今さら言われてもな。でも、生きてほしかったよ。一緒に生きようと言ってくれる相手がいるならなおのこと。
仕事帰り、コンクリートを乾かしている道を見た銀行から出てきたリクルーターの20代くらいの男子が「ここに猫を走らせたい」と言って、他の男子とクスクス笑っていた。昨日見た韓ドラでもムヨンが猫を撫でていた。そして今朝の朝刊ではナスカの猫。このクオリティの猫を発掘した人の感想を聞きたい。
パクソウウン。韓ドラ見始めたときから、気になるおじさん。良い人役でも悪い人役でも、この人が出てくると何か起こりそうな(ドラマだから起こるのだけれど)ベテラン感がある。私はどれくらいのベテラン感だろう。現れたら他人にどんな気分にさせるんだろう。なんて、あまり気にしてませんが、、
最終話を知ってしまった、、韓ドラ「空から降る一億の星」が気になりすぎて、皆さまのレビュー読んでたら皆さま文章がうまいよね!オチまで読んじゃったやん、、でもいっか。そういう方向に歩いていく、と知りながら伴走する道もある。それでも尚見たいと思わせてくれるのだから。熱量に変わりはない。
サイゼリアで注文番号を当てっこしている男子が2人いて、それだけなのにめちゃくちゃ楽しそうでよかった。同性でワチャワチャしたりキャッキャしてるのって、なんであんなに楽しそうなのだろう。もう戻らない青春を思い出すからなのか。いや、会社でも気の合う人とキャッキャはできるな。していよう。