せともも

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脚本を書いています。ソーシャルドラマチャンネル「みせたいすがた」配信中! NHK FM 青春アドベンチャー、FMシアター、AuDee『Dear Japan』TFM「NISSANあ、安部礼司」ほか 韓国ドラマコラムなど ご連絡 info@setomomo.net

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    記事の中から、韓国ドラマ評、紹介、オススメしたものをまとめています。

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「次回予告」と「これまでのお話」

「次回予告」私が見るだけでキュンとなる大好きな言葉の一つ。 世界がもっと次回予告であふれればいいのに、と思う。 「これまでのお話」にはあまり惹かれない。なんでだろう? それでふと気づいた。 「これまでのお話」って人でいえば、自己紹介のことだと。 よくよく考えたら、私は自己紹介というものが苦手なんだ、と。 「自己紹介して」 と言われると、ぐっとどこかが固まってしまう。 なんで自己紹介しなきゃいけない場に来てしまったんだ!とあたふたしてしまう。 自分のことをどこか知られた

    • 「真剣勝負」のときはもうすぐ

      ここに書いていた「私たちのブルース」以降も、ホン姉妹の「還魂」(じっくり書きたいと思いつつ時間がなくてそのままになってしまっているが、これは本当にホン姉妹ぽさが随所に現れていてファンにとってはたまらない)「流れ星」「女神降臨」そしてもちろん「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と、ちょこちょこ韓国ドラマは観ている。「ユミの細胞」も面白く、2もあるので楽しみだ。 だけどもだけど、もうすぐこの時を待っていた。かなりの熱量をキープしたまま半年以上も。という作品がようやくやってくる。 EX

      • 人生は運動会だ『私たちのブルース』終了

        2話×10週間、週末を楽しみにしていた『私たちのブルース』が終わった。 今回もノ・ヒギョン脚本らしいエンディングで、チェジュ島の市場に集う、ブルースを抱えて生きるそれぞれのドラマが閉じられた。 幼い子供から、死を目の前にした老人まで、いろいろな世代の登場人物に主人公を移しながら綴ることで、ドラマ全体を通して人の一生というものを見たような感覚になる。 今回は、豪華すぎる俳優たちが回ごとに主人公をリレーしていったけれど、全体を通してウニとドンソクがその中心となっていた。

        • 『私たちのブルース』にgleeのあの人が…

          最近韓国ドラマはNetflixの『私たちのブルース』を配信されたタイミングで毎週観ている。 数時間の時差があるとはいえ、ほぼリアルタイムで見ることができるというのはやっぱり嬉しくて、U-NEXTの『流れ星』も追いかけてはいるのだけれど、やはりノ・ヒギョン作家の描く島の人々の群像劇にハマってしまう。 その一人一人がまた豪華な俳優陣で、なんなんだこのスーパースター大集合のチェジュ島はという感じだけれど、じゃあ「まあ、ドラマだからねえ」という感じかと思えば全然そうではなく、むし

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          吹けよ春風とLove Theory

          昨年までnoteで公開されていたWebZINE『吹けよ春風』が、今年からお引越して先日公開されました。 私も、一昨年、昨年の復刊号に続いて参加させて頂いています。 このZINEは、コロナで外出自粛だった時に脚本家の相馬光さんによって創刊されました。外出できず、お家時間、などという言葉が盛んに使われる時期だったこともあり、私は「ここではないどこか」というタイトルで最初の年の連載は韓国ドラマ、昨年は甘いパンについて書かせていただきました。 今年のここでなないどこか、と考えて

          吹けよ春風とLove Theory

          私たちはブルース

          Netflixで始まった「私たちのブルース」がとんでもない。 まず最初、イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンオン、キム・ウビン、ハン・ジミン、イ・ジョンウンって全員超主役の俳優を並べてなんじゃそら、と思った。 さらに、チェジュ島を舞台にして回によって主人公を変えながらオムニバスでって、一体どういうこと!? きわめつけは脚本がノ・ヒギョンだ。 もう、その時点でとんでもないのが来るのはわかってる気がしたが、でもなんとなくこんな感じかな、なんて僭越にも予想して楽しみにしていた。

          私たちはブルース

          韓ドラアドベントカレンダー 25

          今日はクリスマス。ということはアドベントカレンダーも最後です。 怪しいパートナー少しスリルの方のドキドキもあるドラマが好き、という方には、というよりなんだかんだで韓国ドラマあんまり、とう方でもかなり楽しめるんじゃないかな、という作品です。 ブロマンスあり、法廷モノ、サスペンス、もちろんラブコメもあり!の充実の幕の内。 そして主演の二人含め出ているキャストがみんな美しく可愛く見るところがありすぎる! シーンによって何箇所も見るべきところがあり、一回ではもちろん首が間に合

          韓ドラアドベントカレンダー 25

          韓ドラアドベントカレンダー 24

          そしてクリスマスイブ。 12月は本当に流れ星のように早く毎日が過ぎていきますね。 ただ愛する仲昨日演技ドル(俳優としても活躍するアイドルのこと。最初聞いた時は、すごく稼ぐ俳優のことかと思いました。「ドル箱」を連想して)を話題にしましたが、このドラマに主演した2PMのジュノも、代表する一人です。 アイドルとして大人気なだけでなく映画、ドラマと活動する彼ですが、どこか儚げな、危うい感じが漂うこのドラマの役が個人的に好きです。 悲しい過去があり今は冷たく危険な香りのする青年

          韓ドラアドベントカレンダー 24

          韓ドラアドベントカレンダー 23

          これは去年も書いたかもしれませんが、12月23日ってすっかり休日という感覚が染み付いているんですよね。 あ、そうかお休みじゃないんだ。とここにきて25日を迎えるまでの心の時間配分がちょっとずれてくるというか・・・ 3Days今回のアドベントカレンダーは、なんとなく「ソンギュンガンスキャンダル」メンバーの作品を色々と紹介しているので、その流れで、ユチョンのコメディのないこのドラマを。 実はユチョンの作品の中では、個人的には一番ハマっているんじゃないかなと思ったドラマです。

          韓ドラアドベントカレンダー 23

          韓ドラアドベントカレンダー 22

          今年選べるのはあと4つ・・・ 都会の男女の恋愛法チャウヌと同じくとにかく顔の良さが目立つ俳優といえばチ・チャンウク。 個人的にこういう完璧なイケメン、がちょっと苦手なので人気は知っていながらも長い間彼の作品には手を出せなかったのですが、一度足を踏み入れてしまえばそりゃ抜け出せません。というわけで次々とあっという間に見てしまいました。 除隊後は精力的に活動している彼の、これは去年の作品ですが韓国ドラマにしては1話30分×17話と珍しいパターンです。 インタビュー形式で、

          韓ドラアドベントカレンダー 22

          韓ドラアドベントカレンダー 21

          「良いお年を」という機会も増え、場合よっては、あ、あの時言っておかなきゃいけなかったのにもう今年は会えなそうだな。という方もいたり。 来年はもっと直接会える機会が増えるといいのにな、と思いながら今年も終わりが近づいてきました。 密会というわけで、会うにちなんだドラマを。 今回のアドベントカレンダーでは(前回、昨年もものもあります。よろしければそちらも見ていただけると嬉しいです)「成均館スキャンダル」を紹介し、そのキャストが出演していたドラマも色々と出していますが、ソンジ

          韓ドラアドベントカレンダー 21

          韓ドラアドベントカレンダー 20

          ひゃ〜、もう今年のアドベントカレンダーも残りあと少しとなりました。 優しい男今年前半は、ヴィンチェンツォことソンジュンギの名前をよく聞きました。 特に、男性、『愛の不時着』にもハマらなかった人から。 このドラマは、ソンジュンギの根っからの高貴な感じというか独特の存在感が生きていた?もっというとそれを逆手に取ったようなキャラクターでしたが、結局彼は「太陽の末裔」でも「ソンギュンガンスキャンダル」でも、この「優しい男」でもずっとそのどこか異次元の品のよさ、(ある種気障とも言

          韓ドラアドベントカレンダー 20

          韓ドラアドベントカレンダー 19

          さあクリスマスまで本当に指折りカウントダウンの時期になりましたね。 家族なのにどうして?先日の「会いたい」もそうですし、これまでにも紹介してきた韓国ドラマを見始めるとやたら聞くな、という言葉=セリフがタイトルに入ってるパターン。 このドラマもそれに当てはまると思います。 「サラン=愛」「ケンチャナ=大丈夫」などに匹敵するというか、どうしても「???」ということがあって展開していくのが物語。というわけで、 この「どうして?」もすごくよく聞こえてくる言葉です。 個人的に

          韓ドラアドベントカレンダー 19

          韓ドラアドベントカレンダー 18

          ボーイフレンド本当に、こんなに素敵な40代女性になるとは思いませんでした。 もちろん、最初に知った時からソンヘギョはとても素敵でした。 でも、例えばピ(Rain)と共演したフルハウスとか、どちらかというと可愛いけどちょっと幸薄いような、あまりぱっとしない女の子のイメージだったのに、(あくまでイメージですが)年々パワーアップし、まさに美しさに磨きがかかっています。 そんな彼女は今のブームに乗って、というか彼女がいるからこそ、年下男子ラブストーリーがこんなに量産されているん

          韓ドラアドベントカレンダー 18

          韓ドラアドベントカレンダー 17

          あなたが眠っている間に来年にはイム・ユナと夫婦役で除隊後初ドラマに戻ってくるイジョンソク。 これは「シークレット・ガーデン」で注目されて以降、かなりの確率で年下男子を演じていた彼の、珍しくそうでないキャラクターのドラマです。 ヒロインは「建築学概論」のスジ。 脚本は「君の声が聴こえる」「ピノキオ」などのパク・へリョン。 というわけでやっぱりちょっと〜かなり社会的なサスペンスはあるのですが、年下ではないもののイジョンソクの絶妙な甘えん坊キャラ、後に本人も年下男子キャラを

          韓ドラアドベントカレンダー 17

          韓ドラアドベントカレンダー 16

          今年もnoteでは私の心の拠り所であるD.O.=ドギョンスの話ばかりしていましたが、今日はNetflixでこの夏に配信開始され、シーズン2の製作も発表されたばかりのこのドラマを。 D.P.ちょっとダジャレみたいになってしまいました。 チョン・ヘインも、パク・ソジュンと同じくデビュー前に兵役に行っていた俳優で、年下男子を完璧に演じた『よく奢ってくれる綺麗なお姉さん』以降も大活躍ですが、いつもの感じとはちょっと違って、ここでは武骨な軍人を演じています。 『よく奢ってくれる〜

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