『穴惑ひ嫌ふより嫌はれるべし』亀山こうき 穴惑いとは、彼岸が過ぎても地中に潜らず、地上をうろうろしている蛇のこと。地上でやり残したことがあるのか、ゆっくりとした様には趣がある。あと男は女をふってはいけない。ふられるべきである。それが男の甲斐性だと思う。 (季語穴惑い・仲秋)