現実は揺らめいているという事実を伝えるには、単に哲学とか思想とか、そういう説明的な文章では間に合わない。 まさに今、あなたの生きている世界が、夢のように揺らぎ、とても不安定であることを伝えるには、物語でないと果たせない。 僕はあなたの現実という幻想を壊すために小説を書くのだ。
アイデアさえ湧き出せば、1000文字くらいの短編であれば、1時間くらいで一つの小説を書き上られるということがわかってきた。 そして実は、今のところこの1000文字というのが、自分には心地よい。 この文量は意外と多くを述べることができるし、簡単に見返すことができるからだ。
現実は本当はファンタジーで溢れている。 だけどもみんな、それを知らない。 ファンタジーは全部、スクリーンの中の出来事だと思ってる。 僕はそんなあなたの現実を壊したい。 【連作短編小説】 駅の先の、騒がしい世界の、小さな少女 https://note.com/takutoito/n/n220ccd8ec9d3