もし私が正社員と同じぐらいの収入を得たければ、相当の強いコネがなければ難しいだろう。新卒採用は経済状況に左右されて、悪い状況だと就職難になる。その結果無業状態で社会に放り出されると、その時点から這い上がることは困難だ。だから、私は何で自己肯定感を満たすのかということを考えている。
私の人生は、ずっと氷河時代のようかもしれない。社会には無業状態で出たため、マイナスからのスタートだった。20代で積むべき経験もできずに30代はただ年齢を重ねただけで進んでいるような気がする。勤務の内容に対して相応の評価をする職場にいれば、自尊心や自己肯定感は高まるのかもしれない。
私は今までの人生では、大抵は負け組の方にいた。学校では冴えない人間だったし、鮮度が売りの新卒で行っていた就活では全く結果が出なかった。無業状態で社会に放り出されてからは、社会の中というよりも外に弾き出されるような疎外感を味わってきた。今年をどのような年に位置づけるかはわからない。
私は新卒での就活に失敗して就職できなかった。2010年の卒業後の無業状態を回避するために地方へ農業をしに行きたかった。しかし親に、既卒3年以内を新卒扱いするという信じ難い内容や全く解けない数的処理がある公務員試験を持ち出されて妨害された。その時期が要因で仕事の面で自信が持てない。
社会で活躍するために売り出すタイミングの有無は、人生に大きな影響を及ぼす。私は社会に出てしっかりと働こうとしていた時期に、正社員でないことでやめさせられて無業状態になった。既卒3年以内を新卒扱いするなんて虚像だと思う。アイドルも売り出すタイミングが合わないと難しいのかもしれない。
私が就職活動をしていたときは、リーマンショックに該当した結果、私は就職できず卒業後無業状態になった。あと一年早く生まれていれば人生の勝ち組になれたのか。そう考えるとむなしい。私は不遇の世代なのか。今後の人生の中で、社会に出てから生まれた年により生じた損失を外的な要素で補填したい。
冴えない私は大学生の時、周りに流されて圧力で就活をさせられた。そのうえでは生まれつきコミュニケーションに難がある特性は面接では致命傷だった。内定など得るはずもなかった。結局卒業後は無業状態になった。でも就職して身も心も削るほどきつい目に遭わなくて済んでよかったのかもしれない。
多くの人々がマスクをさせられていてかわいそう。誰がこんな世の中にしたのだろう。誰がこんなダウン気味の社会にしたのだろう。私が社会に無業で放り出された10年前と似た要素がある。なんでどんな時でも息苦しさを感じるのだろう。どうすれば新しい希望のある世界への扉が開けるのだろう。