【詩集 腕枕】何気ないひと時 髪を撫で撫で撫で撫で 俺、三つ編みできるんだ 編み編み編み さわさわさわ 愛しい大きな手 すやすやすや 濡れた頭をほらねって もう嬉しいよ 131-231204
【詩集 腕枕】まあいい ヤクルトを飲み 背中を踏んで お腹にくっついて 頭が無になって 手を繋いで 熱いお湯を浴びたと笑って 相談しないことの不満顔に ちょっとびびって 雨の様子に今のうちやぞと 場を離れる そんなひと時がすべて まあいい 130-231106
【詩集 腕枕】黙って見守る いつもとは何か違う雰囲気 なんだか胸騒ぎを感じる ぐっと堪えながら見守る 覚悟はあるつもりだが 体調回復優先の知らせに胸を撫で下ろし 心配した胸の内をちょっぴり告白する あれから13年 もうしばらく無事で 129-231023