私たちが幸せを味わうか空しくなるかは、もっぱら愛着を感じる対象の質の良し悪しにかかっている。外に惑わされず求めず、深く潜り集中し、自身を満たし充実させていくこと。応えは、その対象からやって来る。
あなたは、自分の人生から、何を求められていると思いますか? このように問うことで、一度、私を投げ出すのです。その上で、自分のことに想いを巡らすと、少し力が抜けて、自分に集中して自分の真意に出会いやすくなります。心が静かになって、今の自分がよく見え、新たな発見にも繋がります。
自分は何をしたいんだろう、どうありたいんだろうに行き詰まった時は、私は自分の人生や身近な親しい人たちから、どうあることを、どうすることを、求められ、必要とされ、出来る事は何かをノートに書き出して見ればいい。自分が何をしたいのかわからない空しさから解放されている自分に気づくはず。
心の空しさを、want で満たす事は出来ない。wantはlack不足感だから。不足感で空しさを満たす事は出来ない。それは空に向かって刀を振り回しているようなもの。今してる事を精一杯行うこと、今に生きることしか空しさを捨てる事は出来ない。