元作詞家の呟き…終焉 机上で詰め込んだ知識は安泰な立場へと彼を導き、自己価値を保ちつつ劣等感に蓋をした。典型的社会人デビューが 手に入れたのは真心ではなく心得違い。女性とも話せる喜びや一晩遊び倒せる快楽を覚え強権に夢を見た輩は消え行く時。好かれたのは君じゃなく君の胸のバッジ。
兵(つわもの)どもが夢の跡 通りかかって気になった 港の風景 「兵どもが夢のあと」 頭をよぎる 瀬戸内芸術祭でにぎわった場所 開催終わり 風鈴の音だけ残ってる 「兵どもが…」 なぜか上の句が出てこない 思い出せたときに 気づく 今日は雪予報 冬の嵐とはほど遠い 「夏草や」