過去に作った悪因により 様々な苦果がやって来る。 けれどどれも必要なもの。 その時々の課題と共に ぴったりのタイミングで届けられる。 苦果を受け入れ悪因に気づき これからはもうしない…と決める。 今ここから始まる諸悪莫作。 悪因苦果を善因楽果に入れ替える。
手放すことで得られる安寧。 開放することで得られる満足。 その行いの正しさは 早かれ遅かれ告げられる。 感覚は研ぎ澄ますだけでなく そこから繋がる思いまで 清らかでありますように。
これまでの生き方を見直す時が訪れる。 それは気づきと共にじっくりと 一つずつ転換して行く作業。 ガラリと変わる事もある。 なかなか変わらない事もある。 それでも行く先を見失わずに 少しずつ点検を繰り返す。 諸行無常の理の下に 善因楽果、悪因苦果。 人為は虚しい。無為自然。
必要なことは向こうからやって来る。 良いこともそうでないことも。 全てはあるようにある。 なるようになっている。 森羅万象の一部として 今ここに存在している。 その奇跡に感謝して生きる。 やることといえば 悪因を作らず善因に勤しむこと。
不安や心配は今ここでやる事ではない。 この瞬間に出来ることは為すべきことを為すだけ。 淡々と暮らす、ちゃんと生きる。 それが善因となれば無問題。 この瞬間に全集中して疎かにしない。 そのために肩の力を抜いて呼吸をしっかりと続ける。 大事も小事も全て等しくこの瞬間に対処、その連続。