ハッピーオーラで売り出してきたアイドルのあたたかさは、仕組みが変われば維持は難しいのではと思う。全員選抜だったため、少なくとも形としては横一直線で助け合う姿勢だった。しかし、競争が持ち込まれればその状況は崩壊する。圧倒的に凌駕するような才能や能力が無ければ独自性も出せないだろう。
乃木坂46の最新曲で山下美月がセンターの「チャンスは平等」が不評だという。MVの再生回数でもアンダー曲に抜かれた。今回は3期生の全員選抜だったが、私はエース堀未央奈の卒業の際に2期生の全員を選抜にしなかったため、不満を抱いた。この表題曲が史上最悪の評価ならば報われるかもしれない。
アイドルの日向坂46は、全員選抜という最大の魅力を捨てて選抜制を入れたのだから死んだも同然だろう。この状況を打開するには、12人に分かれた方の運営を外部の別の会社に委託することだ。そうすれば、各々の人材活用が有効にできるので、メンバーの全員が活躍するという趣旨に沿っていくと思う。