優れた世界観とキャラクターを拝借し、その世界に参加できる喜びに夢中になって、一時創作(ぼざろSSの書きすぎで予測変換が伊地知になった)を忘れていたので、専念すると書いたが、二次創作は二次創作で、他の人がやらないことに挑戦してはいるし、応援してくださる方もいる。諦めない。
三枝ふたり「ASMRを研究し始めた」 ・神経を興奮させる上、人を幻想世界に誘導するので、場所を選ばないと危険 ・声の振動を通じ、離れた距離にいる人々が、恋人同士のような距離感をフィジカルに体験できるのが魅力 ・私はお金が欲しく、自分の声を、フレキシブルに使いこなしたい
「美少女キャラクターが最初から画像イメージを持っている必要ってある?」 三枝ふたりは思索の結果、必要ないという結論に達した。文章によるイメージ喚起力が備わっていれば、文字から生まれる女がいてもいい。そもそも、人類史的には、そういう時代のほうが長かった。 「でも欲しい。身体」
三枝ふたりは自分に告白した同級生を喫茶店で待ち合わせし、コーヒーを飲み、最近のネトフリと楽天の情報を交換し合い、それから、ごめんなさい、と言った。 「私が・・・気持ち、悪いから?」 「いや、それは人間お互い様」 「なに、それ!?」 ごめんね、三枝は思う。 「私、雑な女なの」