わたしがだれか。それは今はどうでもよいこと。見てほしいのは、又がプラスチック製のテープを飲み込んでしまった、その姿。そうなんですよ、木は、人間が植えたその日から、期待に応えようと、着々と生活、成長します。で、テープとか紐を飲み込んじゃうんだな。巻いたものには責任もってもらいたい🌲
実は、紅葉というのは、複雑な現象。ある方が、子ども向けの説明文を作っていますが簡潔にわかりやすく、で苦労されてます… わたしモッコクは常緑樹なのだけど、体調不良のため、一年中、葉が赤いです。写真にエアコンの室外機が写っていませんか? こういう環境は木にとって辛いのですよ🌲
さらりと名を名乗ると、カクレミノと言います。あまり木に親しむ機会のなかった人には、おかしな名前に聞こえるかも? 特徴は、違った形の葉がついていること。丸いのもあれば、切れ込みあり、のもあります。写真でわかってもらえるかな? スレンダーな体型なので狭目の場所に植えられたりしてます🌲
ふと気づいた、人間と樹木の違い。 木は、自分を変えることに、 ためらいがない。 それに対して、人間は? 人は変わらない、とはよく聞くこと。 厳しい環境で、生き延びるためには、 どちらが有利でしょう?
わたしは常緑のヤマボウシ。外来種なので、本人的には肩身が狭いのですが、市場では人気のようで、あちこちで引っ張りだこ。ま、だったら別にいいのかも、ですけどね。葉がしおれたり巻いたりしてるのは、体調不良のせい。常緑樹には寒いですから、やはり日本は。落葉性の自生のが適してるのかも?🌲
わたしも、ジンチョウゲ。も少しで咲くつもりだから、ちょっと待っててね。白い花もいいものでしょう? 人間って、変わったものが好きらしいので✌️ わたしの葉も波打ってますが、たぶん大丈夫です、あまり心配しないでね、でも、ちゃんと見ててほしいの🌲
夏みかんです。実がたくさんついているので、見る人はたぶん豊かな気持ちになってくれると思います。それはうれしい。でも。なんだかちょっと気になりませんか? そうなんです、葉が黄色くなって少なくなりつつあるみたい。最近みかん園で害虫が問題になってるそうだし。自分は大丈夫かしら?🌲
わたしはフッキソウと言います。緑地の地被植物として植えられることが多いです。森の中の木陰が、元々の生活場所です。カラダは小さいけど、一応、草でなく、木の仲間として扱われるのが普通。で、樹木図鑑に載せてもらってます。で、見てみて! 小さいけど、白い花が咲いてるの。かわいいでしょ🌲
わたしは、もと立派なシダレザクラ。少し前までは、とてもきれいでした。でも。最近の厳しい暑さと乾燥のせいで、上枝からだんだんと枯れてしまって、今では見る影もなく… 木を植える=木が育つ、と思いたいですが、最近はそうでもありません。気候変動が、と言っても、結局、原因は人?🌲
ここで暮らしていた私が誰だったか、覚えてくれている人は、もういないはず。でも。木が気になる人、緑に惹かれる人だけは覚えてくれているかも知れません。どこも緑にあふれさせたい、という気持ちは尊いと思うのですが、側面からの光だけでは暮らせませんでした。試してわかることもありますけどね🌲
わたしは誰でしょう? 今回はちょっと意地悪な質問かも? なんでかって? 答えは、一つの種類じゃないから。木は光を必要としてますが、仕方ないときはガマンもできます、だけど好きでガマンしてるわけじゃないから、誤解しないでね! 答え。オトメツバキと、葉をアゲハに食われちゃった柑橘です🌲
しゅろ縄で縛られたふくれ木です。今日違う方向から見て、オタクさんは!となったそうです。なぜか? 道にはみ出そうな枝は切った形跡があるのに、食い込んだ紐はそのままだから。手入れはするけど、紐は切らない? なぜ? よくわかりませんが、ヒムロとしては、だいぶ苦しくなってきたよお🌲
わたしはシラカシ。さっきのスダジイとご近所さんなの。だから、わかりますよね? わたしの激ヤセの理由。誰か好みのスレンダーなスタイルを保つよう言い付けられてるのだけど、空腹は苦しいです。生きものにとって、食べるって不可欠でしょう? 最近では、毎晩のようにご飯食べてる夢をみる🌲
最近、こんな風にやられちまった。これじゃ、誰かわかんないでしょ? そりゃそうだ、けど、みんなに香りが愛されて植えられたはずの、キンモクセイ。ここまで葉がなくなると、目隠し効果は発揮できません💦 なんでこうなるの?🌲
わたしはセンダン。東京近郊だと少ないかもだけど、温暖な地域に行くと、それはもうあちこちに実生が育っていて、お金のかからない緑化につとめてます。温暖化防止のため、せっせと二酸化炭素の固定にも努めてます。うす紫の花や新鮮な実の黄色さは、なんとも美しいのですが、今はドライフラワー状態🌲
キンモクセイです。お隣が工事中だから、かどうか?ですが、なかなかな厳しい剪定です。ええ、こういうふうに切っても、枝先に花芽を作るので、秋に咲くことはできると思います。でも。このスペースなら、もう少し枝葉を残してもらえるのでは?と思います。次回切られる時は、再考をお願いします🙏🌲
私の名前は、よくわからないけど、たぶんキンメ、とかつくんじゃないかと思います。キンメと言ってもお魚のキンメとは無縁。園芸の世界では、カラーリーフとか言って、緑でない葉が好まれます。人間って、普通は愛せない生き物? 葉が黄色いのは、元は病気に感染したのが理由のことが多いのにね🌲
わたしはタニウツギ。落葉樹なんですが、寒〜い真冬でもたくさん葉がついてます💦 開花期は初夏の5-6月のはずなのに、なぜか今ごろ咲いてしまいました。この気象条件ですもの、人間と同じで季節がわけわかんなくなってきた? とにかく。温暖化対策をそろそろ本気で、よろしくお願いしますね🌲
昔、ある地域では、地元の有力者一族にはなれなくても、せめて殿様になりたい、という言い回しがあったようです。 今、そんなふうに誰もが恐れ敬うのは、電線様。で、切られてしまいましたよ、近づき過ぎたら、無礼者!と言われて。エラいのは存じ上げてますけど、それぞれの事情もありませんか?🌲
キンズです。そろそろヒヨドリたちのエサが残り少なくなってきたようで、わたしのところにもやってきて、実を食べたり、近くでフンをしたりしています。でも。食い散らかすのはお行儀がよくないのでは? ちぎるだけちぎって落としていくのはルール違反です⚠️ せっかく苦労して作った実なんだから🌲
もー見て見て! 周りの植物が迫ってきてうるさいのよ! もうすぐ春ですって? この草たちを見たり、シジュウカラの動きを見れば、すでに春がきてるの、気づけますよね? え?わたしが誰かって? いつもぶっちぎり剪定されるのでこんな姿ですがキンモクセイなのよ。この劣悪な環境をなんとかして🌲
タケチックさん、またまた勝手に名前を呼ぶんですけど😄 さぶい東北でも、雪の少なめの場所では、千葉県で目にするのとおんなじ感じで、スギ林に、竹藪が入り込んでます。山の中腹くらいまで登っているところもあります、これ以上放置すると…
自分たちが誰だか、わっかるかな?わかんねえだろうなあ、なんて言うと、昭和!古すぎ!と言われそうだなあ。だって、木は長生きだからね。それはさておき。誰だかわかったら、えらいよ! ヒントは、雑木林には時々いる。神社にぶっといのがいることもある。答えは、イヌシデ。形の美しさが自慢だぜ🌲
なかなか咲かない!と毎日オタクさんはわたしを見ながら独り言を言ってましたが、今日は今日で、あ、急に咲き始めてる!と驚いてました。ええ、咲く時には咲くんですよ。でも、まだパラパラって感じの咲き方ですね。この最近、準備は万端なのだけど、寒さにもう一つ、押しが足らない感じ?🌲
わたしが誰か、というよりも、何してるの? と聞きたくなるかもしれません。木の仕事をしている人は見慣れてるので、ああまたね、とか言いそうです。でも。慣れないでほしいです。好きでガードレールを食っているわけではありません。きゅうくつなんですから😭一応名前を名乗ると、プラタナスです🌲
この地域の伝承ではあるが、わしは1000年と言われるクロマツじゃ。大切にされているといえばそうじゃが、今時は道路も大切で、大事な生きた枝を切られることもある💦 なぜ、枝が生きてたかわかるかって? 松は生きた枝を切ると、切り口にヤニが出てくるからの。木は、正直者だもんで🌲
わたしはソヨゴ。さっきつぶやいていた木のそばで暮らしています。生き物にとって、環境が大切なことはみんな知っていますが、本当にそう。私は窓から遠い所にいますが、天井から光が入る設計だったので、さっきの木と違って生き延びることができました。少しのことで明暗が分かれるものですね
へへへ、元は鉢植え、種類はシマトネリコです。今はやりの壁面緑化を頼まれないけど、してみました。どうでしょう? 人間があちこちに植えたのだけど、どんどん実生も育つし、成長も早いし、で、最近では、邪魔者扱いされ始めたみたい。人気者ってそう長くは続かない、地味に生きるのがイチバン?🌲
温暖化歓迎‼️ 一昔前前には、関東ではうまく育たないと思われてました。が、どーだ、でしょう。これからますます温暖化が進むみたいなので、ますます大きく成長するつもり😄 見ててね💪 アブナイ、名前言うの、忘れるところだった。高生垣にしてもらった、シマトネリコです🌲
わたしは、シナヒイラギ、チャイニーズ・ホリーとも言います。ひいらぎと呼ばれる木には、キンモクセイの仲間と、モチノキの仲間といます。私はモチノキグループ。赤い実は目を引きますが、密かに自慢に思っているのは、ちょっと珍しい💪四角い葉っぱ。ギザギザあり。写真で葉をよく見てね🌲
まあだだよー 春の花って、開花が早くなったと感じるものもあれば、あんまり変化なし?な種類もありますよね?私、ジンチョウゲは咲く時期があまり早まらない感じです。寒さ厳しい時期のよい香りをみんな楽しみにしてるはずだけど、近年、春が早まってきて、早春の注目を独占できなくなってきた?🌲
私はシェフレラ。もとは観葉植物の鉢植えでした。なんでも、このお家の子どもさんが何かの記念にもらった贈り物だったとか。それでお庭に植えたら、いつの間にか… 植えてから30年とか経っているらしい? やや大きい仲間もいますが、私みたいにでっかいのはそういないでしょう? まかせとき!🌲
わたしはサワラ。都会の墓地の端っこで暮らしてます。その昔は、公園や緑地に、よく植えられたものです。ですが、最近は人気なくなっちゃって、新たに植えられることは皆無。だから、私たちが暮らしてる緑地は、それなりに歴史があるってこと。木がわかれば、見える世界が変わるってそう言うこと?🌲
わかるかしら?の南天です。ナンテンって、苦難を転ずる、縁起物です✌️ 昔からのど飴にも使われるくらい、薬効成分も高いよい木なのです。わたしの場合、鳥に運ばれてここで暮らしていますが、コンパクトな場所の緑化なら、わたしにお任せ。こうやってお庭でステキに魔除けのお役目を果たしてるの🌲
誰だかわかるかしら? 黄色くてちょっと不思議な形の大きめの実がついてたら、わかる人にはわかるかも? ええっ、わからない?😭 樹皮とか幹の様子にも、結構、特徴あるでしょう? そう、のど飴になる、あれです。カリン。わたしが暮らすのは、けっこう大きな駅近くの住宅地、都会暮らしです🌲
わたしはニセガジュマルです✌️ 人間はちょっと失礼?と思うけど、木の名前に時々ニセってつけますよね、あれって、どう思いますか? わたしはいわゆるフェイクですが、枝の部分をよく見ると、かなりリアル。でも複雑な心境。どんなに作り込んでもらっても、生きてるイキイキ感は、味わえないもの🌲
種類はサッサと言うと、イロハモミジです。ですが、暮らし方がちょっと風変わり、ということで、見つけたとき、木のオタクさんは、かなりエキサイトしてました。でも。植木鉢を街路樹に捨てる人はわりとあちこちにいます。そうしたら、自力でできることをやるしかないでしょう?幸い稼ぎ力はあるので🌲
あと少しで咲きますよー はい、ジンチョウゲです。わたしは今のところ、元気です。でも。よく見ると、葉が波打っているでしょう? これはウィルスのしわざ🌲
ヒントがどっさりついてるのだけど、誰だかわかりますか? 神社なんかに植ってることもありますが、ちょっと珍しいかも? ヒントをもうひとつ。今はあまりしないと思うけど、昔はお正月に羽つきして遊んでたって聞いたことある? ヒントにならないか… 名前はムクロジ、漢字だと無患子、縁起物よ🌲
ツル植物の隙あらば!という、たくましさを車窓からも見ると、尊敬するやら、圧倒されるやら。あまりの生命力に、あきれもします。このパワーを見習いたいとずっと思ってきましたが、師匠の背中はいまだ遠い…🌲
お隣さんが、次々と切られてしまい、寂しさ、心細さを隠せないこの頃。近々、お隣のビルが建て替えになるようです。環境がまた変わるのに、慣れなくっちゃ。それにしても。最近の変化って、早すぎません? しんどくなってきましたよね? でも、お互いに頑張りましょう🌲
わかるかしら?このカメラ目線。木にカメラ目線があるのか?と言われそうですが、写真を見ると、しっかり目が合います。気だけ、かもですが… 上の方から見守ってくれているキンモクセイ。電線が近くて枝が窮屈ですが、割と大きな木。この形は、お家の人が大切にしてくれていることを示してるの☺
人生って皮肉じゃないですか? 近年温暖化のせいか、蔵王の樹氷が見られなくなった、と言われてました。で、オタクさんは、そのさびしい状態を見ようと足を運んだらしい。だが。今年は寒波の影響で大雪。当日も、悪天候で雪除車が目的地まで行けず…この年変動が、木や他の生き物にとっては、きつい🌲
会うは別れの始め、と言いますが、この写真を残してあげられたのは、自分としてはよかったと思います。虫が知らせるってありますよね? これが私の最後の写真となりました。というのも。オタクさんが散歩で通りかかったとき、ふと撮ってくれたのですが、そのあとすぐに工事が始まってしまったので🌲
沖縄では、「ひんぷん」という壁のようなものがお家の前にあって、時々、それが木のこともあります。私もそれを見習ってみました。で、ひんぷんマテバシイです。入り口の真ん前に木が立っているのは、関東では珍しいかもしれません。でも。お家の人のために、ここでじっと門番してるんです🌲
電車や高速道路から外を眺めていると、昨年夏のツル植物の茂り方が、どれほど激しかったか、痕跡があちこちに残ってます。そのうち、また今年の伸びが始まって、辺りは、あっという間に、緑の洪水になりそう。思わず、藤子不二雄の「みどりの守り神」の絵が思い浮かんで、ドキドキしませんか?🌲
わたしはマサキ。昔からカラーリーフができやすかったせいか、いろんなタイプのがあります。もちろん,海岸近くで暮らしていた頃は、全身緑色。厳しい環境下では、おしゃれしてる余裕なんてありませんから。それはいいとして。わたしがニシキギの仲間なの、実を見るとわかるかしら? ヒントになれば🌲
ちょっと、どころかだいぶ?不調のジンチョウゲです。植物好きの方なら、わたしの調子悪さは一目見れば。ジンチョウゲは、土壌条件の厳しい場所に植えられると、列状の植栽が時間経たないうちに全滅‼️なんてこともあり注意が必要だと思います。小さい植木鉢に植えたまま、というのもイヤです🌲
時代です。これまでも看板や旗竿などをくくりつけられることはありました。が、今どきは防犯カメラです。よく木は、ちょうどいいところにいた、と立ってる親のように使われます。でも、いいんです、副業が奨励されるご時世にはさからえません、桜と言えども、お花だけでは、暮らせなくなりつつある?🌲
ワシを誰だと思っとる?という怒りの声も、ふりしぼらないと出なくなってきた。街中では滅多にお目にかかれない、イチイの木でござる。で簡単な自己紹介。イチイは一位で、神職の人が持つ笏、しかも上等のしゃくをつくる種類なんじゃ。だが、公園では長年強剪定続きで、短い人生が終わろうとしとる🌲